2016年11月の読書メーター
読んだ本の数:15冊
オシリスの眼 (ちくま文庫)の感想
ホームズのライヴァル・ソーンダイク博士の第2長編、1911年の作品。初の完訳の新刊なのでソーンダイク博士を初めて読む。エキセントリックな登場人物はなく、論理的に話が進むので私好みで楽しかった。
読了日:11月29日 著者:R.オースティンフリーマン
スパイの忠義〔下〕 (ハヤカワ文庫NV)の感想
英国推理作家協会賞スティール・ダガー賞だというのだが、スティールはスティールかなと・・・。映像で見たら面白いのかもしれないけれど、中東やアフリカでのあれこれはスパイなどという表現で表わせられるのだろうか。日本人は対極に居るような気がする。"かけつけ警護"ってなんて翻訳されるのだろうと思いながら読んだ。
読了日:11月28日 著者:サイモン・コンウェイ
スパイの忠義〔上〕 (ハヤカワ文庫NV)
読了日:11月28日 著者:サイモン・コンウェイ
第三の犬 (Hayakawa pocket mystery books (1242))の感想
ん~・・・ 本格してないのは確か(-_-;) 1973年 モイーズとしては真ん中くらいの作品なんだけどなぁ。
読了日:11月27日 著者:パトリシア・モイーズ
ファーストレディの秘密のゲスト (創元推理文庫)の感想
一見コージー風な顔を見せながら(表紙を見て!)、例えばチャーチルの、WorldWarⅡの、ルーズヴェルトの、ルーズヴェルト夫人の、デイズニーの・・・1940年代の姿を見せてくれてほんとうに興味深い。
読了日:11月24日 著者:スーザン・イーリア・マクニール
比ぶ者なきの感想
とても面白かった。不比等を正面から描いて秀逸だと思う。高天原も神武天皇も万世一系も聖徳太子も創作した不比等。鎌足から不比等が途切れた印象があったのが納得できた。が、その動機の考察が足らないように思う。倍の紙数になるかもしれないが、書いてもらえればありがたい。もちろんこの後の波乱万丈の奈良時代も。(戦国並みに面白いと思うのだが)
読了日:11月21日 著者:馳星周
お断り―鎌倉河岸捕物控〈29の巻〉 (時代小説文庫)の感想
佐伯さんのシリーズの中で一番好きな鎌倉河岸だが、吉原裏同心のいやな流れの記憶が蘇って集中できないし楽しめない。もう少し、ゆっくりじっくり物語を運べないものか?
読了日:11月16日 著者:佐伯泰英
QED ~flumen~月夜見 (講談社ノベルス)の感想
QEDって終わったんじゃなかったのかと思いながら月夜見には興味があるので。秦氏等興味深かった。QEDブランドで出さなければならない必然性があったのか・・・(出版社の事情?)
読了日:11月12日 著者:高田崇史
ゼンカン 警視庁捜査一課・第一特殊班 (幻冬舎文庫)の感想
リアル書店で平積みになっていて購入。安東さんって読んだことあったっけ?と思いながら買ったが、ここに戻ってくると2冊読んでいていまいち好きではなかったらしい。これは主人公の辰巳さんが好きなタイプなので割と気に入って読了。これで長編持たせられたらいいのだが・・・(あるの?)
読了日:11月10日 著者:安東能明
探偵少女アリサの事件簿 溝ノ口より愛をこめて (幻冬舎文庫)の感想
リアル書店で平積みになっていて、軽いものがほしくて東川さんなら大丈夫かと。細部のニヤリクスリが楽しい。いちおう本格推理してるし。
読了日:11月10日 著者:東川篤哉
ネロ・ウルフの事件簿 アーチ・グッドウィン少佐編 (論創海外ミステリ)の感想
論創海外ミステリの本は普通読まないのだが(意欲は買うが高い上に面白くない)ウルフのものは別。本書は3巻シリーズの最終巻(涙) アーチーが"少佐"だったり、ウルフがダイエットに努めていたり(運動&低カロリー食)意外性が楽しい。
読了日:11月5日 著者:レックス・スタウト,鬼頭玲子
みやこさわぎ (お蔦さんの神楽坂日記)の感想
2014年~2016年の7短編。違和感なく快調。お蔦さんみたいなおばあさんが欲しいなからノゾミちゃんみたいな孫が欲しいなまで。いえ、美味しいものを食べさせてほしいヾ(・・;)ォィォィ 男子高校生なのがミソで真似できそうなところがgood!
読了日:11月4日 著者:西條奈加
地底世界 サブテラニアン (下) (扶桑社ミステリー)の感想
ロリンズ最初期作品。ノンシリーズ。これまで読んだことはなかったのだが『ダーウィンの警告』を読んだので読んでみた。ここからどう取捨選択してダーウィンになったかが面白かった。ジェイソンは11歳でこんな経験をしていたのかとシグマフォースをジェイソンメインで読み直したくなる。
読了日:11月4日 著者:ジェームズ・ロリンズ
地底世界 サブテラニアン (上) (扶桑社ミステリー)の感想
一気に下巻へ。
読了日:11月4日 著者:ジェームズ・ロリンズ
もう年はとれない (創元推理文庫)の感想
積読の山から引っ張り出して。訳がうまい。原著のシニカルな笑いをうまく日本語にしている。高齢者を主人公にした小説が増えているような気がするけど、ベビーブーマーがすぐ先の未来を楽観的に考えたい需要があるせいかなと思う。87歳でこれだけハードボイルドにやれれば年を取るのも怖くないと思えるじゃないか。
読了日:11月1日 著者:ダニエル・フリードマン
読んだ本の数:15冊
オシリスの眼 (ちくま文庫)の感想
ホームズのライヴァル・ソーンダイク博士の第2長編、1911年の作品。初の完訳の新刊なのでソーンダイク博士を初めて読む。エキセントリックな登場人物はなく、論理的に話が進むので私好みで楽しかった。
読了日:11月29日 著者:R.オースティンフリーマン
スパイの忠義〔下〕 (ハヤカワ文庫NV)の感想
英国推理作家協会賞スティール・ダガー賞だというのだが、スティールはスティールかなと・・・。映像で見たら面白いのかもしれないけれど、中東やアフリカでのあれこれはスパイなどという表現で表わせられるのだろうか。日本人は対極に居るような気がする。"かけつけ警護"ってなんて翻訳されるのだろうと思いながら読んだ。
読了日:11月28日 著者:サイモン・コンウェイ
スパイの忠義〔上〕 (ハヤカワ文庫NV)
読了日:11月28日 著者:サイモン・コンウェイ
第三の犬 (Hayakawa pocket mystery books (1242))の感想
ん~・・・ 本格してないのは確か(-_-;) 1973年 モイーズとしては真ん中くらいの作品なんだけどなぁ。
読了日:11月27日 著者:パトリシア・モイーズ
ファーストレディの秘密のゲスト (創元推理文庫)の感想
一見コージー風な顔を見せながら(表紙を見て!)、例えばチャーチルの、WorldWarⅡの、ルーズヴェルトの、ルーズヴェルト夫人の、デイズニーの・・・1940年代の姿を見せてくれてほんとうに興味深い。
読了日:11月24日 著者:スーザン・イーリア・マクニール
比ぶ者なきの感想
とても面白かった。不比等を正面から描いて秀逸だと思う。高天原も神武天皇も万世一系も聖徳太子も創作した不比等。鎌足から不比等が途切れた印象があったのが納得できた。が、その動機の考察が足らないように思う。倍の紙数になるかもしれないが、書いてもらえればありがたい。もちろんこの後の波乱万丈の奈良時代も。(戦国並みに面白いと思うのだが)
読了日:11月21日 著者:馳星周
お断り―鎌倉河岸捕物控〈29の巻〉 (時代小説文庫)の感想
佐伯さんのシリーズの中で一番好きな鎌倉河岸だが、吉原裏同心のいやな流れの記憶が蘇って集中できないし楽しめない。もう少し、ゆっくりじっくり物語を運べないものか?
読了日:11月16日 著者:佐伯泰英
QED ~flumen~月夜見 (講談社ノベルス)の感想
QEDって終わったんじゃなかったのかと思いながら月夜見には興味があるので。秦氏等興味深かった。QEDブランドで出さなければならない必然性があったのか・・・(出版社の事情?)
読了日:11月12日 著者:高田崇史
ゼンカン 警視庁捜査一課・第一特殊班 (幻冬舎文庫)の感想
リアル書店で平積みになっていて購入。安東さんって読んだことあったっけ?と思いながら買ったが、ここに戻ってくると2冊読んでいていまいち好きではなかったらしい。これは主人公の辰巳さんが好きなタイプなので割と気に入って読了。これで長編持たせられたらいいのだが・・・(あるの?)
読了日:11月10日 著者:安東能明
探偵少女アリサの事件簿 溝ノ口より愛をこめて (幻冬舎文庫)の感想
リアル書店で平積みになっていて、軽いものがほしくて東川さんなら大丈夫かと。細部のニヤリクスリが楽しい。いちおう本格推理してるし。
読了日:11月10日 著者:東川篤哉
ネロ・ウルフの事件簿 アーチ・グッドウィン少佐編 (論創海外ミステリ)の感想
論創海外ミステリの本は普通読まないのだが(意欲は買うが高い上に面白くない)ウルフのものは別。本書は3巻シリーズの最終巻(涙) アーチーが"少佐"だったり、ウルフがダイエットに努めていたり(運動&低カロリー食)意外性が楽しい。
読了日:11月5日 著者:レックス・スタウト,鬼頭玲子
みやこさわぎ (お蔦さんの神楽坂日記)の感想
2014年~2016年の7短編。違和感なく快調。お蔦さんみたいなおばあさんが欲しいなからノゾミちゃんみたいな孫が欲しいなまで。いえ、美味しいものを食べさせてほしいヾ(・・;)ォィォィ 男子高校生なのがミソで真似できそうなところがgood!
読了日:11月4日 著者:西條奈加
地底世界 サブテラニアン (下) (扶桑社ミステリー)の感想
ロリンズ最初期作品。ノンシリーズ。これまで読んだことはなかったのだが『ダーウィンの警告』を読んだので読んでみた。ここからどう取捨選択してダーウィンになったかが面白かった。ジェイソンは11歳でこんな経験をしていたのかとシグマフォースをジェイソンメインで読み直したくなる。
読了日:11月4日 著者:ジェームズ・ロリンズ
地底世界 サブテラニアン (上) (扶桑社ミステリー)の感想
一気に下巻へ。
読了日:11月4日 著者:ジェームズ・ロリンズ
もう年はとれない (創元推理文庫)の感想
積読の山から引っ張り出して。訳がうまい。原著のシニカルな笑いをうまく日本語にしている。高齢者を主人公にした小説が増えているような気がするけど、ベビーブーマーがすぐ先の未来を楽観的に考えたい需要があるせいかなと思う。87歳でこれだけハードボイルドにやれれば年を取るのも怖くないと思えるじゃないか。
読了日:11月1日 著者:ダニエル・フリードマン