読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

キウイγは時計仕掛け

2013-11-21 |  森博嗣
キウイγは時計仕掛け (講談社ノベルス)
森 博嗣
講談社
『建築学会が開催される大学に届いた奇妙な宅配便。中には、γと刻まれたキウイにプルトップが差し込まれたものがたったひとつ、入っていた―。荷物が届いた日の夜、学長が射殺された。学会のため当地を訪れていた犀川創平は、キウイに刻まれたギリシャ文字を知り、公安の沓掛に連絡する。取材にきていた雨宮純、発表のため参加の加部谷恵美、山咲早月。ほか、海月及介、国枝桃子、西之園萌絵らも集う邂逅の一巻。』


S&Mが登場すると知ったので読んでみた。
Gシリーズを読んだことがなかったわけではないのだけれど、意味不明。
本書は単独では成立し得ないらしい。
というか森博嗣は未だミステリィ作家なのか?

建築学会が、昔々私が発表してたころと変わっていない様子が興味深かった。


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100人の森博嗣

2013-07-18 |  森博嗣
100人の森博嗣 100 MORI Hiroshies (講談社文庫)
森 博嗣
講談社
『森ミステリィへ深く誘われる「森語り自作小説のあとがき」、一筋縄ではいかない「森読書 書評や本に関するエッセィ」など、『森博嗣のミステリィ工作室』と対をなす、魅力がぎっしり詰まった個人読本。特別企画としてデビューまえの手紙や、新聞不掲載となった「子供には新聞を読ませない」なども収録。 』


森博嗣がエラリー・クイーンについて言及していることを知り(フランス白粉の秘密)本書。

森博嗣、2000年くらいまではよく読んだ。
その後追いかけてはいないので、例えばエラリー・クイーンが読書の原点であるとか、萩尾望都の大ファンであるとは知らなかった(そう言えば森著『トーマの心臓』は買ったけれど読んでいない。意外だったから買ったのだけど、大ファンだったのね)

このエッセィ集の文章(文体)はあまり好きではない。
ただ新聞不掲載となった「子供には新聞を読ませない」は多くの人に読んでほしい。





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四季 春

2011-07-28 |  森博嗣
四季 春 (講談社文庫)
クリエーター情報なし
講談社
『天才科学者・真賀田四季。彼女は五歳になるまでに語学を、六歳には数学と物理をマスタ、一流のエンジニアになった。すべてを一瞬にして理解し、把握し、思考するその能力に人々は魅了される。あらゆる概念にとらわれぬ知性が遭遇した殺人事件は、彼女にどんな影響を与えたのか。圧倒的人気の四部作、第一弾。 』


昔、秋まで読んで、冬の出版を待たずに興味を失ったことがある。
真賀田四季の造形、処女作『すべてがFになる』のときから決まっていたことなのだけれど、森博嗣はいったい何が言いたいのだろう?
森博嗣の言いたいことを憶測することがこれらの物語に入り込む邪魔をするんだなぁ。


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すべてがFになる

2011-07-20 |  森博嗣
すベてがFになる (講談社文庫)
森博嗣
講談社
『孤島のハイテク研究所で、少女時代から完全に隔離された生活を送る天才工学博士・真賀田四季(まがたしき)。彼女の部屋からウエディング・ドレスをまとい両手両足を切断された死体が現れた。偶然、島を訪れていたN大助教授・犀川創平(さいかわそうへい)と女子学生・西之園萌絵(にしのそのもえ)が、この不可思議な密室殺人に挑む。新しい形の本格ミステリィ登場。』


久しぶりに萌絵ちゃんに会いたくて…。
一時、やたら本書を他人に薦めていたときがあった。(その前が『古い骨』で、その前は『火車』だった)

久しぶりに読んでみて、やっぱりミステリとしてはどうってことないなと思う。
舞台装置が大げさで、犯人があまりにも常軌を逸しているだけで。
ただまあ、雰囲気が登場人物たちの造形が興味深い。
だから読み続けていたわけなのだけれど…結末は知らない。ん?まだ進行中?なのかな?



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少し変わった子あります

2010-08-03 |  森博嗣
少し変わった子あります
森 博嗣
文藝春秋

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『小山が後輩の荒木から勧められた料理店は、一風変わったところだった。場所は訪れるたびに変わり、顔を見せる店員は三十代と思しき女将がひとりだけ。そして、毎回違う若い女性が食事に相伴してくれるのだ。戸惑いつつ、女性たちと会話を続ける小山は、しだいにその店の雰囲気に惹かれていくのだが…。 』


久しぶりの森博嗣である。
これはいわゆるミステリーではないけれど、彼はこういう風に考えて大学をやめたのかもしれない。

同じようなストーリーが続いて退屈になり、どう落とすのだろうという興味で読み進んだわけなのだが、明確に謎が解けるわけではない。
各自の想像に任されていると言ったところか。

ここにいる少し変わった子の系譜にいると自覚する私にはこういう"仕事"してみたいなと思ったり。
まずは食事の所作を整えるところから始めないといけないかな。

森博嗣は食通ではないらしい。
そうであれば物語は違った展開になっただろう。




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Θ(シータ)は遊んでくれたよ

2006-08-21 |  森博嗣
Θ(シータ)は遊んでくれたよ

森博嗣

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『飛び降り自殺とされた男性死体の額には「θ」と描かれていた。半月後には手のひらに同じマークのある女性の死体が。さらに、その後発見された複数の転落死体に印されていた「θ」。自殺?連続殺人?「θ」の意味するものは?N大病院に勤める旧友、反町愛から事件の情報を得た西之園萌絵らの推理は…。好調Gシリーズ第2弾。』

Φは壊れたね 」に続く第2弾。
森博嗣の「すべてがFになる」を読んで8年かな。読み出したのは出版から2年遅れたことになる。
ミステリとしては落第点だけど、萌絵ちゃんと犀川先生が好きで読み続けて、その頃は森博嗣のけっこう熱心なファンだった。でもVシリーズは「設定がまるっきり少女漫画じゃん」で読み渋りだして(結局ほとんど読んだけど)、「議論の余地しかない」で幻滅、四季シリーズは春~秋まで読んだのに、冬がどうしても読めなくて放り出し(導入がつまらないSF映画みたいじゃない?)、Gシリーズもねぇ。「Φは壊れたね 」がイマイチだったので、これも積読になっていた。つまらないなら読まなきゃいいのに"昔の男の消息は気になる"って感じ?未練だね(汗

で、ま、「Θ(シータ)は遊んでくれたよ」
自分が萌絵ちゃんと犀川先生が好きだったということ以外、ほとんど覚えていないということに驚きながら読み進む。
ネットを使った新手のオカルト教団っぽく話が進んでどうなるかと思ったら、常識的に(現実的に)解決できて、ほっとするような拍子抜けするような。
四季・冬」がどういう結末だったのかわからないのでなんなんだけど、Gシリーズ、真賀田四季さんに関連付けて終るんだろうなぁ。


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Φは壊れたね

2004-11-08 |  森博嗣
Φは壊れたね

森博嗣

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『おもちゃ箱のように過剰に装飾されたマンションの一室に芸大生の宙吊り死体が!現場は密室状態。死体発見の一部始終は、室内に仕掛けられたビデオで録画されていた。タイトルは『φは壊れたね』。D2大学院生、西之園萌絵が学生たちと事件の謎を追究する。森ミステリィ、新シリーズいよいよ開幕。 』

新シリーズ
にもかかわらずいちおう萌絵ちゃんは出てくるんだけど
うーん、どうなのかなぁ、ちょっと物足りない感じ
ま、シリーズだって言ってるんだから次作を待ちますか
新シリーズとは言いながら萌絵ちゃんのシリーズ読んでないとムリだとは思うけど
萌絵ちゃん出すなら犀川先生も出してくださいなぁ


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議論の余地しかない

2004-03-18 |  森博嗣
議論の余地しかない

森博嗣

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『忘れた時間と気持ちを思い出す60の写真作品とオリジナル・メッセージ。
小説のみならず、新書やエッセイなどでベストセラーを連発する著者。

本書は、著者の作品群の中から、心にふれる言葉を選び出し、著者がその文章に合う写真を撮り、オリジナル・メッセージを付与して出来上がった写文集である。

◎人は、自分以外の多数の他人を意識しないと、個人とはなりえない、個人を作りえない◎世の中に存在する問題の大半は、問題自体がどこにあるのか、何が問題なのか、ということが明確に提示されていない。それが、最大の問題なんだ◎別に解明しなくても、すべては物理的な現象だ。間違っているのは、観察している人間の認識だ、等々心の隙間を埋める森ワールドが展開される。』

著作の中からの詞と自身で撮影した写真のコラボレーション
すっと受け入れられる詞もあればそうかなって思うものもあり

こんなものが商品になるなんて人気作家はいいわね


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魔剣天翔

2004-02-01 |  森博嗣
魔剣天翔―Cockpit on Knife Edge

森博嗣

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『アクロバット飛行中の二人乗り航空機。高空に浮ぶその完全密室で起こった殺人。エンジェル・マヌーヴァと呼ばれる宝剣をめぐって、会場を訪れた保呂草と無料招待券につられた阿漕荘の面々は不可思議な事件に巻き込まれてしまう。悲劇の宝剣と最高難度の密室トリックの謎を瀬在丸紅子が鮮やかに触き明かす。 』

四季」を読みかけちゃったものだから、Vシリーズも読まなきゃいけなくなったみたいな~(笑)
Vシリーズは出た頃、設定と登場人物のネーミングが少女漫画チックでうけつけなかったのねぇ
2冊くらいでやめちゃった
で、離れてる間に文庫本になってた
儲けたかな(爆)
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夢・出逢い・魔性

2004-02-01 |  森博嗣
夢・出逢い・魔性―You May Die in My Show

森博嗣

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『20年前に死んだ恋人の夢に怯えていたN放送プロデューサが殺害された。犯行時響いた炸裂音は一つ、だが遺体には二つの弾痕。番組出演のためテレビ局にいた小鳥遊練無は、事件の核心に位置するアイドルの少女と行方不明に…。繊細な心の揺らぎと、瀬在丸紅子の論理的な推理が際立つ、Vシリーズ第4作。 』

副題がいつも英語でついているんだけど、
You May Die in My Show
こっちの方がぴんと来るなぁ

ユーメイダイインマイショウ
ユ メ デ アイマショウ
夢・  出逢い・魔性
夢で逢いましょう・・・昔昔のTV番組です。森さんは覚えているんだろうな。


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