2015年1月の読書メーター読んだ本の数:28冊読んだページ数:8260ページチャイナ蜜柑の秘密 (角川文庫)の感想越前訳でクイーンを読み直す(個人的)シリーズ11作目。(シャム双子も積読なのだけれど、手近にあったのでこちらが先に) これは覚えていたのでね。 CHINESE ORANGE=チャイナ蜜柑? チャイナ蜜柑というものを知らないのだけど。チャイナ橙よりはまし?(創元推理で読んでいたのでチャイナ橙でした) チャイナオレンジでいいような・・・。読了日:1月31日 著者:エラリー・クイーン
オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)の感想TVドラマを観て、(三谷が好きだとエッセイに書いていたので買っていた)映画DVDを観て、大昔に読んで気に入らなかった本書を読む。この犯罪と犯人と結末だもの、クイーン好きの(正義感あふれる)中学生が気に入らなかったのは肯ける(苦笑) (蛇足だが、だからクイーンもYは気に入らなかった) 映像化された方がわかりよいかな。読了日:1月31日 著者:アガサクリスティー,AgathaChristie
繕い裁つ人(1) (KCデラックス Kiss)の感想その人にほんとうに似合うデザインを見抜き、その人の体つきに合う服を縫ってくれる洋装店があるといいですね。そんな洋装店で誂えてみたいと思いました。読了日:1月30日 著者:池辺葵
繕い裁つ人(2) (KCデラックス Kiss)読了日:1月30日 著者:池辺葵
繕い裁つ人(3) (KCデラックス Kiss)読了日:1月30日 著者:池辺葵
繕い裁つ人(4) (KCデラックス Kiss)読了日:1月30日 著者:池辺葵
繕い裁つ人(5) (KCデラックス Kiss)読了日:1月30日 著者:池辺葵
繕い裁つ人(6)<完> (KCデラックス Kiss)の感想ストーリーはなかなか面白かったのだけれど、絵が・・・・・・。この絵の足りなさを補って余りある映画なのでしょうね、きっと。映画を観てみたいという気持ちが強くなりました。読了日:1月30日 著者:池辺葵
素行調査官 (光文社文庫)の感想フィクションではあるのはわかっているわけだが、それにしてもうそっぽくて、そのうえめんどくさい。面白い警察小説はないかと手を出してみたけれど、私には合わなかった。読了日:1月29日 著者:笹本稜平
寂しい写楽 (小学館文庫)の感想写楽を史実通りの斎藤十郎兵衛にして、その実旧来の別人説をミックスする離れ業。面白くなるのかと思ったが、寂しい写楽に収斂した。蔦重周辺の人たちの説明がくどく、真を写そうとしてつまんなくなった写楽と同化したのかも。蔦重の晩年の寂しさは目からウロコ。読了日:1月26日 著者:宇江佐真理
『ジョーカー・ゲーム』の謎 (中経の文庫)の感想映画の宣伝本。『ラスト・ワルツ』に挟み込みの小冊子にでもしておけばKADOKAWAの評価を上げたのに。 巻末に(柳さん推薦という触れ込みの)なつかしの007の短編が掲載されていた。007とサンダーバードを合わせたみたいだった。読了日:1月25日 著者:
札差殺し―風烈廻り与力・青柳剣一郎 (祥伝社文庫)の感想新しい時代小説作家およびシリーズを探して。可もなく不可もなく。買ってまでは読まないかなぁ。読了日:1月24日 著者:小杉健治
セプテンバー・ラプソディ (ハヤカワ・ミステリ文庫)の感想USAの暗部をしっかり表現してくれるのはサラ・パレツキーの真骨頂。USAの良心とも言える。シリーズ第16作。読了日:1月24日 著者:サラパレツキー
逆流 越境捜査の感想シリーズ4作目。宮野がうざいので、新登場の山中彩香がその抑えになってくれるとうれしいが、なんで山中彩香だけ「彩香」と呼ばれることになるわけ? 他の登場人物は全員(男で)姓で呼びあうのに。(自分からそう呼べと言ったのだということになっている)読了日:1月22日 著者:笹本稜平
ラスト・ワルツの感想柳さんはこのシリーズが一番だなと思う。この時代感がたまらない。読了日:1月21日 著者:柳広司
鳥類学者 無謀にも恐竜を語る (生物ミステリー)の感想子どもの三大通過儀礼の恐竜博等につきあったのももう20年前の話。日進月歩の恐竜業界の最先端の知識を鳥類学者が無謀にも語ってくれているのを楽しく読んだ。頻発するギャグにはだんだんと嫌気がさしてきたが、それもスパイスと考えよう。恐竜は絶滅していなかった、鳥類として生き延びたのだと言う知見には目からウロコ。始祖鳥は鳥の祖先じゃないらしい。どこかで何かが見つかるたびに本書の知見は古くなっていくのだろう、そこが残念かな。読了日:1月20日 著者:川上和人
PUNKの感想沖潤子さんとおっしゃる方の刺繡作品集。ぜんぜん手芸じゃない。こういう自由さ(いいかげんさ)って大好き。装丁も凝っていて 函入りで、背は糸かがり、そのおかげで全ページちゃんと開く!いやぁ、うれしい 読了日:1月17日 著者:沖潤子
都知事探偵・漆原翔太郎 セシューズ・ハイの感想続編が出ているのに気づいたので。前作が微妙だったけど、やっぱり今作も微妙なのだよねぇ、私には。読了日:1月14日 著者:天祢涼
織田信長 <天下人>の実像 (講談社現代新書)の感想学者(東大資料編纂所准教授)がきちんとした資料を元に『信長の「天下布武」とは、畿内の秩序維持を、足利将軍をサポートして自分が執り行うという意味で、秀吉が行った「全国統一」を企する意志はなかったのではないか』を描く。そしてここからは推測だが、「全国統一」を志向する変化が起き、それが本能寺に結びついたのではないかという。在野の研究家のあれこれを読むのも楽しいが、実在資料のありどころを確認しておくのも悪くない。読了日:1月14日 著者:金子拓
仮面の商人 (小学館文庫)の感想なぜこれが積読になっていたのかわからないのだが、思いのほか読みやすかった。さて、これは何が言いたいのだろう。伝記なんてこんなものさって? 著者が多くの伝記をものにしていることを思えばそれはそれで驚くべきことだ。読了日:1月12日 著者:アンリトロワイヤ
ピカソは本当に偉いのか? (新潮新書)の感想ピカソは嫌いなのでその生涯含めて知ろうともしなかったので(デッサン力がすごいのは見て知っていたが)なにゆえピカソが高いのかが面白かった。なにゆえ「現代美術」が難解を気どっているのかも。偉いのかどうかは各自が決めればいいことだとは思うが、(商売上手という意味でも)上手いことは確かなのだろう。 読了日:1月10日 著者:西岡文彦
容疑者 (創元推理文庫)の感想陳腐と言っていいほどの先の読める、甘い展開のストーリーだが、大型の賢い犬に愛されるということはどういうことなのか、その一点で読み進めることができる。犬の心理のほんとうのところは私にはわからないけれど。読了日:1月9日 著者:ロバート・クレイス
隆慶一郎短編全集1 柳生 美醜の剣 (日経文芸文庫)の感想柳生もの8編。『心の一方』は未読だった。読了日:1月7日 著者:隆慶一郎
決戦!関ヶ原の感想関ヶ原を群像劇で描くのは最近山本兼一さんの『修羅走る 関ヶ原』で読んだばかりだが、こちらは著者も群像劇。吉川永青さんは初見。皆さんそれぞれの描き様で、各人の思いを伝えるべく努力されているなぁと。新味な解釈は伊東潤さんかな。若い書き手が並んでいるのが心強い。どうやって振り分けたのでしょうか。そこに興味が・・・。 読了日:1月7日 著者:葉室麟,冲方丁,伊東潤,上田秀人,天野純希,矢野隆,吉川永青
白鶴ノ紅-居眠り磐音江戸双紙(48) (双葉文庫)の感想ほんとうに50巻で終えるのですね。 読了日:1月7日 著者:佐伯泰英
びいどろの火の感想めでたしめでたしなのですが・・・。佐登さん、これでよかったのでしょうか。もう一歩踏み込んで描いてもらえたらと思います。読了日:1月6日 著者:奥山景布子
アールダーの方舟の感想一神教の蘊蓄をこれでもかと繰り出すのだが、これが事件解決の伏線になるのだから読み飛ばすわけにもいかない。様々な一神教の信者を集めて極限状態に置けばこうなるという・・・。これがミステリーである必要はあったのかな。読む努力に比して、ミステリーとしてのカタルシスは少ない。個人的には蘊蓄を楽しんだけれどね。読了日:1月6日 著者:周木律
オルフェウスの窓 全9巻完結(文庫版)(集英社文庫) [マーケットプレイス コミックセット] [?] by [?] by [?] by [?] by [?...の感想こちらはロシア革命。お正月休みの一気読み。読了日:1月4日 著者:池田理代子
読書メーター
オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)の感想TVドラマを観て、(三谷が好きだとエッセイに書いていたので買っていた)映画DVDを観て、大昔に読んで気に入らなかった本書を読む。この犯罪と犯人と結末だもの、クイーン好きの(正義感あふれる)中学生が気に入らなかったのは肯ける(苦笑) (蛇足だが、だからクイーンもYは気に入らなかった) 映像化された方がわかりよいかな。読了日:1月31日 著者:アガサクリスティー,AgathaChristie
繕い裁つ人(1) (KCデラックス Kiss)の感想その人にほんとうに似合うデザインを見抜き、その人の体つきに合う服を縫ってくれる洋装店があるといいですね。そんな洋装店で誂えてみたいと思いました。読了日:1月30日 著者:池辺葵
繕い裁つ人(2) (KCデラックス Kiss)読了日:1月30日 著者:池辺葵
繕い裁つ人(3) (KCデラックス Kiss)読了日:1月30日 著者:池辺葵
繕い裁つ人(4) (KCデラックス Kiss)読了日:1月30日 著者:池辺葵
繕い裁つ人(5) (KCデラックス Kiss)読了日:1月30日 著者:池辺葵
繕い裁つ人(6)<完> (KCデラックス Kiss)の感想ストーリーはなかなか面白かったのだけれど、絵が・・・・・・。この絵の足りなさを補って余りある映画なのでしょうね、きっと。映画を観てみたいという気持ちが強くなりました。読了日:1月30日 著者:池辺葵
素行調査官 (光文社文庫)の感想フィクションではあるのはわかっているわけだが、それにしてもうそっぽくて、そのうえめんどくさい。面白い警察小説はないかと手を出してみたけれど、私には合わなかった。読了日:1月29日 著者:笹本稜平
寂しい写楽 (小学館文庫)の感想写楽を史実通りの斎藤十郎兵衛にして、その実旧来の別人説をミックスする離れ業。面白くなるのかと思ったが、寂しい写楽に収斂した。蔦重周辺の人たちの説明がくどく、真を写そうとしてつまんなくなった写楽と同化したのかも。蔦重の晩年の寂しさは目からウロコ。読了日:1月26日 著者:宇江佐真理
『ジョーカー・ゲーム』の謎 (中経の文庫)の感想映画の宣伝本。『ラスト・ワルツ』に挟み込みの小冊子にでもしておけばKADOKAWAの評価を上げたのに。 巻末に(柳さん推薦という触れ込みの)なつかしの007の短編が掲載されていた。007とサンダーバードを合わせたみたいだった。読了日:1月25日 著者:
札差殺し―風烈廻り与力・青柳剣一郎 (祥伝社文庫)の感想新しい時代小説作家およびシリーズを探して。可もなく不可もなく。買ってまでは読まないかなぁ。読了日:1月24日 著者:小杉健治
セプテンバー・ラプソディ (ハヤカワ・ミステリ文庫)の感想USAの暗部をしっかり表現してくれるのはサラ・パレツキーの真骨頂。USAの良心とも言える。シリーズ第16作。読了日:1月24日 著者:サラパレツキー
逆流 越境捜査の感想シリーズ4作目。宮野がうざいので、新登場の山中彩香がその抑えになってくれるとうれしいが、なんで山中彩香だけ「彩香」と呼ばれることになるわけ? 他の登場人物は全員(男で)姓で呼びあうのに。(自分からそう呼べと言ったのだということになっている)読了日:1月22日 著者:笹本稜平
ラスト・ワルツの感想柳さんはこのシリーズが一番だなと思う。この時代感がたまらない。読了日:1月21日 著者:柳広司
鳥類学者 無謀にも恐竜を語る (生物ミステリー)の感想子どもの三大通過儀礼の恐竜博等につきあったのももう20年前の話。日進月歩の恐竜業界の最先端の知識を鳥類学者が無謀にも語ってくれているのを楽しく読んだ。頻発するギャグにはだんだんと嫌気がさしてきたが、それもスパイスと考えよう。恐竜は絶滅していなかった、鳥類として生き延びたのだと言う知見には目からウロコ。始祖鳥は鳥の祖先じゃないらしい。どこかで何かが見つかるたびに本書の知見は古くなっていくのだろう、そこが残念かな。読了日:1月20日 著者:川上和人
PUNKの感想沖潤子さんとおっしゃる方の刺繡作品集。ぜんぜん手芸じゃない。こういう自由さ(いいかげんさ)って大好き。装丁も凝っていて 函入りで、背は糸かがり、そのおかげで全ページちゃんと開く!いやぁ、うれしい 読了日:1月17日 著者:沖潤子
都知事探偵・漆原翔太郎 セシューズ・ハイの感想続編が出ているのに気づいたので。前作が微妙だったけど、やっぱり今作も微妙なのだよねぇ、私には。読了日:1月14日 著者:天祢涼
織田信長 <天下人>の実像 (講談社現代新書)の感想学者(東大資料編纂所准教授)がきちんとした資料を元に『信長の「天下布武」とは、畿内の秩序維持を、足利将軍をサポートして自分が執り行うという意味で、秀吉が行った「全国統一」を企する意志はなかったのではないか』を描く。そしてここからは推測だが、「全国統一」を志向する変化が起き、それが本能寺に結びついたのではないかという。在野の研究家のあれこれを読むのも楽しいが、実在資料のありどころを確認しておくのも悪くない。読了日:1月14日 著者:金子拓
仮面の商人 (小学館文庫)の感想なぜこれが積読になっていたのかわからないのだが、思いのほか読みやすかった。さて、これは何が言いたいのだろう。伝記なんてこんなものさって? 著者が多くの伝記をものにしていることを思えばそれはそれで驚くべきことだ。読了日:1月12日 著者:アンリトロワイヤ
ピカソは本当に偉いのか? (新潮新書)の感想ピカソは嫌いなのでその生涯含めて知ろうともしなかったので(デッサン力がすごいのは見て知っていたが)なにゆえピカソが高いのかが面白かった。なにゆえ「現代美術」が難解を気どっているのかも。偉いのかどうかは各自が決めればいいことだとは思うが、(商売上手という意味でも)上手いことは確かなのだろう。 読了日:1月10日 著者:西岡文彦
容疑者 (創元推理文庫)の感想陳腐と言っていいほどの先の読める、甘い展開のストーリーだが、大型の賢い犬に愛されるということはどういうことなのか、その一点で読み進めることができる。犬の心理のほんとうのところは私にはわからないけれど。読了日:1月9日 著者:ロバート・クレイス
隆慶一郎短編全集1 柳生 美醜の剣 (日経文芸文庫)の感想柳生もの8編。『心の一方』は未読だった。読了日:1月7日 著者:隆慶一郎
決戦!関ヶ原の感想関ヶ原を群像劇で描くのは最近山本兼一さんの『修羅走る 関ヶ原』で読んだばかりだが、こちらは著者も群像劇。吉川永青さんは初見。皆さんそれぞれの描き様で、各人の思いを伝えるべく努力されているなぁと。新味な解釈は伊東潤さんかな。若い書き手が並んでいるのが心強い。どうやって振り分けたのでしょうか。そこに興味が・・・。 読了日:1月7日 著者:葉室麟,冲方丁,伊東潤,上田秀人,天野純希,矢野隆,吉川永青
白鶴ノ紅-居眠り磐音江戸双紙(48) (双葉文庫)の感想ほんとうに50巻で終えるのですね。 読了日:1月7日 著者:佐伯泰英
びいどろの火の感想めでたしめでたしなのですが・・・。佐登さん、これでよかったのでしょうか。もう一歩踏み込んで描いてもらえたらと思います。読了日:1月6日 著者:奥山景布子
アールダーの方舟の感想一神教の蘊蓄をこれでもかと繰り出すのだが、これが事件解決の伏線になるのだから読み飛ばすわけにもいかない。様々な一神教の信者を集めて極限状態に置けばこうなるという・・・。これがミステリーである必要はあったのかな。読む努力に比して、ミステリーとしてのカタルシスは少ない。個人的には蘊蓄を楽しんだけれどね。読了日:1月6日 著者:周木律
オルフェウスの窓 全9巻完結(文庫版)(集英社文庫) [マーケットプレイス コミックセット] [?] by [?] by [?] by [?] by [?...の感想こちらはロシア革命。お正月休みの一気読み。読了日:1月4日 著者:池田理代子
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