読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

議論の余地しかない

2004-03-18 |  森博嗣
議論の余地しかない

森博嗣

このアイテムの詳細を見る
『忘れた時間と気持ちを思い出す60の写真作品とオリジナル・メッセージ。
小説のみならず、新書やエッセイなどでベストセラーを連発する著者。

本書は、著者の作品群の中から、心にふれる言葉を選び出し、著者がその文章に合う写真を撮り、オリジナル・メッセージを付与して出来上がった写文集である。

◎人は、自分以外の多数の他人を意識しないと、個人とはなりえない、個人を作りえない◎世の中に存在する問題の大半は、問題自体がどこにあるのか、何が問題なのか、ということが明確に提示されていない。それが、最大の問題なんだ◎別に解明しなくても、すべては物理的な現象だ。間違っているのは、観察している人間の認識だ、等々心の隙間を埋める森ワールドが展開される。』

著作の中からの詞と自身で撮影した写真のコラボレーション
すっと受け入れられる詞もあればそうかなって思うものもあり

こんなものが商品になるなんて人気作家はいいわね


Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

亡国のイージス 

2004-03-12 | 国内ミステリー
亡国のイージス

福井晴敏

このアイテムの詳細を見る
『よく見ろ、日本人。これが戦争だ。
現在、本艦の全ミサイルの照準は東京首都圏に設定されている。海上自衛隊護衛艦《いそかぜ》。その弾頭、通常に非ず。
江戸川乱歩賞受賞第1作、戦慄の書下ろし巨編。

自らの掟に従い、15歳で父親を手にかけた少年。
1人息子を国家に惨殺され、それまでの人生をなげうち鬼となった男。
祖国に絶望して叛逆の牙をむく、孤独な北朝鮮工作員。
男たちの底深い情念が最新のシステム護衛艦を暴走させ、
1億2千万の民を擁する国家がなす術もなく立ちつくす。
圧倒的筆力が描き出す、慟哭する魂の航路。』

日本国とは?国防とは?自衛隊とは?
ふつうの日本人は考えたこともないけど、真剣に考えないといけない問題なのだと思う。
自衛隊が派遣されているところは非戦闘地域だなんてとんでもないことを言う首相がいるこの国では何があっても不思議でないから
物語はサスペンスに満ちていてとても面白い
映画にしたらもっと広く理解してもらえるかなぁ
Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早春の少年 伊集院大介の誕生

2004-03-08 | 国内ミステリー
早春の少年―伊集院大介の誕生

栗本薫

このアイテムの詳細を見る
『領主に迫られ、天守閣から身を投げた雪姫。戦国時代の悲劇を再現したかのようなバラバラ死体が麓に流れ着く。そして一家六人惨殺事件。転校生・伊集院大介は、残虐さを身につけていく犯人に迫る。「早く大人になりたい!みんなを恐ろしい運命から救うために―」。伝説の名探偵、ほろ苦い14歳のメモアール。』

伊集院大介は好きな探偵の一人
その14歳の時の初仕事(?)
でも14歳の少年にはちょっと過酷なんじゃないか?>栗本薫さん

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする