花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

海猫 2

2010年11月12日 22時28分49秒 | 
お船のついでにカモメ。
光の具合で、撮るときにはほとんどシルエットでカラスかカモメか判別するほどの逆光具合だったが、分かりやすく真っ白でなかったのは光のためだけでもないようだ。
妙にずず黒いし、首後ろに黒っぽい毛があるのも、夏羽冬羽の生え変わり時期で半端模様の感じだ。



ふたつで写してみたのは、これまた片方が今年生まれのまだら灰色だ。
もっと近くで綺麗に写せれば、それも悪い被写体ではないが、こういう場合にはわかりやすいので充分だったのに。

舞鶴の海上自衛隊 4

2010年11月11日 22時18分35秒 | 秋冬の風景
そろそろこのネタも終わりだが、まだ舞鶴。
写真は、微妙なスローガンがアレな、桟橋向かいの建物。
温かい血の通った真心の補給。なんだか怖い。



こちらはイージス艦の、訓練用具と思しき何か。
額の溺の字が不吉な上、見たことある気がするルックスが印象的な人形である。
ISO12800のマルチショットノイズリダクション機能というのを使ってみたが、その高感度で縄目のディティールもよく出ている。素晴らしい。



こちらは、艦橋前を飛ぶトンビ。一瞬ミサゴが姿を見せてくれたが、写真写りに良いようなところは飛んでくれず、すぐに遠くへ飛んでいってしまった。
こういうので、ちゃんとした鷹が写ってくれたら最高だろうに。

舞鶴の海上自衛隊 3

2010年11月10日 21時28分43秒 | 秋冬の風景
舞鶴にはイージス艦が2隻、あたご(愛宕)、みょうこう(妙高)が配備されている。
イージス艦はいまいち趣味でないので本腰入れた感じでは撮っていないが、ほどほどのものを。
上のは、左に愛宕。右奥に、判別はできないが妙高がいる。



こちらは、見学できる桟橋からの妙高。
パキっとつるりとしている。

 

砲、2種。
望遠で見た機関砲と広角での速射砲。
超ドレットノート級の主砲とかを期待するとジャンル違いのものだが、結構な迫力である。
特に、機関砲のギミック感あるルックスが良い。

舞鶴の海上自衛隊 2

2010年11月08日 22時34分55秒 | 秋冬の風景


もうしばらくこのネタで引っ張ります。

今回は北吸桟橋から見学者ルートでの写真。前回のは海上の遊覧船から。
最初の写真は白根、次は浜雪。
今の軍艦の名前はひらがなが正式で、これも護衛艦しらね、護衛艦はまゆきであるが、漢字が敵性言語だとかでもあるまいし。いまいち締まらない。
遠くから船体の字を読みやすいように、とかであろうけれども。

ところで、やはりこういう被写体でHDRを使うと、欲しかったイメージのまさにそれが得られて実に嬉しい。
不自然にならないようにしたらパッと見に自然で、かけた効果の主張が弱くなって最初は残念感があるのだが、気持ち的に馴染むと、さりげなさが心地良い。

上醍醐

2010年11月03日 22時31分54秒 | 秋冬の風景
要件込みで観光地を巡るのも悪くないが、片道一時間の山道を含むコースともなると大変だ。
醍醐寺の、主な境内一帯である下醍醐の、山の上の上醍醐。
写真は如意輪堂。

ここの准胝堂と如意輪堂の美人の観音さんは下に降りていて、上に居て拝めるのは薬師堂のギョロ目の如来と、五大堂の不動ファイブだけ。
五大堂の中は素晴らしく、それだけで充分以上に登った価値はあったが、当然写真は無し。建物は普通だったので、こちらの写真を。


 

道中の風景。
小川の道と、石碑の窪みで水浴びするヤマガラ。

片道約60分と書いてあったので、おばちゃんペースで60分かと思ったら、写真をとりながらだが結構せかせか歩いたのに実際60分かかってしまった。
観光というよりは修行の方に近い場所のようであった。

紫陽花の実

2010年11月02日 22時54分02秒 | 秋冬の風景
秋に咲いたガクアジサイ?が、花を終えて実として膨らみ始め、周囲のいわゆる花っぽいのと葉はしおれていく姿。
日陰の青っぽい緑と赤紫の陰気なツートンカラーが、「終わり」を強く感じさせている。
お日様加減では、また新しい生命の始まりを感じさせる絵になったかもしれない。

大文字草

2010年11月01日 23時33分51秒 | 秋冬の花
天竜寺のお庭で、丁寧な名札付きのダイモンジソウ。
見てわかるようにユキノシタにとても近い親戚であるが、そういえばこのブログでユキノシタはあまり良いのを載せていない。
春のユキノシタは写真扱いが難しく、その季節には他にいくらでも被写体があるせいだ。
今は諸々の端境期でネタに困っているので、ついでの写真でもとりあえず更新ネタにする。
世の中そんなものだ。