花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

鴛鴦 20

2010年11月22日 22時32分53秒 | 
オシドリの胸相撲。
ジャッジ的ポジションにメスが居て、メスの取り合いの喧嘩にも見えるが、この後戦いはヒートアップ、そのメスも、奥で首を伸ばしているメスも蹴散らしながらあちこち動き回った挙句、うやむやに終わった。
群れの中で強さの順位を決める戦いという感じだろうか。
面白いものを見られて良かった。



昨日更新分から時系列で言うと、まずオシドリがバラバラぶらぶら泳いでいたのが集まってきて、岸の陸地に上がってきた展開が昨日の。
しかしそこにはマガモやカルガモ、1.5倍ほどの大きさの先住民がいたのであったのがこの写真。
威勢よく上がってきたのに銀杏羽を萎たれてビビリモードの後ろ姿。



だが、数が揃ってくると次第に態度が大きくなってくる。
このように群れてペタペタせわしなく歩いているとニワトリっぽく見えてくる。
そうなってしまうとオシドリのレアっぽさも特別感も何もあったものではない。面白いが残念な姿。



仕舞いにはオシドリがカルガモを襲う始末。
ピントが後ろに抜けて痛恨のダサい写真だが、撮れなかったより少しマシだろうか。
それにしても、ひどい。

で、陸を牛耳って、最初の写真の風景である。



そうこうするうち、あほな子供とその親がパンの耳を投げつけたことでみんな逃げて、混沌に終止符が打たれた。
まぁ、充分に良い絵が撮れて、おかげで締めに飛ぶ姿も撮れたので、それも良しか。

普段、アオジやシロハラなど地味な鳥にも愛着を持って写真にしているが、やはり派手な被写体は良い。素晴らしい。