花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

殿様蛙 2

2010年07月12日 20時59分02秒 | 
黄色い睡蓮の花と、トノサマガエル。
葉っぱが軽く沈んでちょうど良い漬かり具合。水に。
保護色めいた緑色の体だが、存在感が強くて遠目にも結構目立っている。
この蛙を捕食する種類の生き物には、これがどう見えているものだろうか。

紋白蝶 4

2010年07月09日 21時48分17秒 | 蝶・蛾
シロツメグサの上をヒラヒラしているモンシロチョウ。
構図的にはちょうどいいが、花も蝶も古く痛み気味で、色々微妙だ。




別の日に別の所で。
これは蝶のコンディションも良く花も良いが、蝶のポーズがむしろ味があるほどに悪い。


飾らないのはいいが飾らなさすぎな写りが、この蝶らしいといえないこともなさげな2葉。
悪いのは私だ。

合歓の木 3

2010年07月08日 21時36分04秒 | 春夏の花
ネムの続き。
喜撰山の川の、こういうのは砂防ダムというのだろうか。
遠景のべったりとした杉林はよく手入れがされているようで、
山深げでありながら大自然感はない不思議な風景。

 

こちらは天ヶ瀬の山肌のネム。
立派な木になるネムはマメ科の植物としてはちょっと変り種に思えるが、
こうなっているといかにもなはびこり方をしているように見える。


天ヶ瀬ダム 3

2010年07月06日 21時38分15秒 | 春夏の風景
梅雨なので絶賛放水中の天ヶ瀬ダム。
上から広角でミニチュア風情。
これだけ水が増えるとお目当てのヤマセミが来る由もないが、心踊る風景である。



人工物ではあるが、滝見物のようなものでもあり。



そういえば一昨年よりダム上の柵が立派になっていた気がする。自殺防止の相談電話のポスターが生々しく感じられたりもする。
誘われるような感もあるが、ちょっとここでは観光地のすぐそば過ぎて事後のロマンがない。

合歓の木 2

2010年07月05日 21時47分58秒 | 春夏の花
宇治から天ヶ瀬そして喜撰山ダム方面にはなかなか立派なネムノキがそこここに生えており、花の見ごろの今の季節はいい感じだ。
このように雨上がりで晴れない天気だと、ふっさりしていてほしい毛状の花がモジャっと汚く、本来ならもっと綺麗なはずだが。



天ヶ瀬ダムの放水と花を一緒に撮れないものかとちょっとがんばってみたが、うまく収めるのは難しかった。
もう1メートル高いところで撮れれば、と思いつつ、下端に放水の流れが一応入っているここまでで断念。
さて、実際の風景を見ていない人にはこの背景が何に見えるだろうか。

鶯 7

2010年07月04日 22時03分46秒 | 
ウグイスがホーホケキョと鳴く主な季節の春は、どこにも何かと人が多く、ウグイスの警戒心が最大になる季節でもある。
その季節を外れると、人の少ないところでは特に、適当な電線の上でホーホケキョと鳴いていたりもする。

今日みたいに暗い日は、体を震わせて鳴いていると被写体ブレがおさまらないが、
問題の写すべき姿がボソボソの夏毛で美しくないため、それはたいした問題ではない。
それをいうと写真に写す意味もないのだが、それはそれ。

沢蟹

2010年07月02日 21時49分15秒 | 
お寺の庭の砂地を横歩きしていたサワガニ。
あらためて見ると、実に奇妙な具合の生き物だ。
ありふれたようで考えてみたら、見る機会が多いわけではない虫だが、
馴染み深く思えるのはどういう類の親しみやすさというものであろうか。

金糸梅 2

2010年07月01日 22時58分33秒 | 春夏の花
キンシバイ、咲いた花と散った花と、これから咲く蕾。
遠目にはきれいな花で、近くで単体で見てもきれいな花だが、風景込みでほどほどの倍率で写真に収めるのは難しい花でもある。
全部散る前にとりあえず撮ってみた一葉。

何が何ゆえにそんなに難しいと思うのかは、いまいちよくわからない。