花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

鶫 6

2009年02月12日 22時58分49秒 | 
公園の休憩所的な建物にて。
ツグミは野鳥としては大きい方だが、人間用のものとの対比の図になるとやはりいかにも小さい。

まぁ、いまさらツグミを大写しにしたいわけでもなく。
背景をこれくらい写しながら鳥をもっと大きく写せれば構図的にはベストだが、そうなりようがないからにはこれでOK。

蝋梅と水仙

2009年02月11日 22時27分58秒 | 秋冬の花
ロウバイとスイセン、早春を飾る花のダブル。
あわせて飾っているところは初めて見たが、なかなか良い感じであった。
花の両方にピントが合う位置関係であれば尚、良かったが仕方ない。
むしろスイセンにピントを合わせてロウバイを背景にしたいところでもあったが、それもまた仕方がない。

であっても、目で見る風景としてはなかなか良い感じであった。

満作 2

2009年02月09日 22時16分39秒 | 秋冬の花
去年3月下旬に撮ったマンサクの花は、葉の全部落ちた枝に咲いていたものだったが、今撮ったこれは枯葉がまだまだ残っている枝に、2月上旬に咲いているもの。
どちらも木に付けてあるネームプレートには「マンサク」としか書いていなかったので、どこか違うものなのかは知らない。
花びらの色は、こちらの方が赤っぽく彩度が薄い。
ただし、どちらとも特別キレイだと言うものでもない。

「しかし独特の味がある」は褒め言葉のうちに含まれるだろうか。

花菜

2009年02月08日 21時49分04秒 | 秋冬の花
梅の花のピンク色を背景に、アブラナを咲かせてある。
アブラナは猛々しい西洋芥子菜ではないハナナ。

ずいぶん春らしい図になったが、まだ慌てて春だと騒ぐタイミングではない。
このそばにあった水貯めの甕には、なかなかしっかりとした氷が張っていた。
しかし、春まだきと騒ぐようなタイミングでもない。
半端な頃だ。

瑠璃鶲 13

2009年02月07日 22時26分10秒 | 
またまた近い距離でのルリビタキ。
今回はコントラストの弱い日陰であったので、素材の自然な青さが出ていて良い。
また、同じくらいの距離でα-sweetで撮ったものと比べると、同じレンズでを使ったものと思えないくらいで、驚く。
素材自体の青さで負けているのは、残念。



ところで、このように丸まっている鳥を近くで撮るときに、適当に体の真ん中にピントを合わせて撮ると、上の写真のように眼の部分はピントの面を離れてピンボケしている。
シビアである。

椿 7

2009年02月06日 22時29分03秒 | 秋冬の花
花びらを透かす陽光が微妙な色に光るツバキ。
これは侘助椿の仲間で、有楽椿。

有楽の名は普通に、無責任男として歴史に名を残す例の織田の有楽斎にちなんだものであるそうだ。
そういうネームバリューにしては存外に可愛らしげな花で、ある種の欺瞞めいた名前で損をしているように思える。
その意味では、侘助椿という名もわざとらしすぎて侘び心が萎える。
今更のことだが、名前は哲学の問題の面で大事だ。

葦鴨 3

2009年02月05日 21時43分47秒 | 
つい先日、ヨシガモとオオバンで半端な写真をアップした。
アレはアレでアレだったが、今回、もうすこし「らしい」ヨシガモ写真。
肝心な、顔と尾羽に枯れ葦が被っているのは、しかし葦鴨だから問題ないのである。
のである。

写真にしてじっくり見ると、目で見た印象ではアオクビのマガモくらいに顔の青いようであったのが、実はコガモアメリカヒドリに近い顔模様であることがわかる。

それもそれだが、カメラ泣かせの体の模様も素晴らしい。
これのせいで画像の容量が大きくなって圧縮率も上がって全体の画質が落ちている。
いろいろ、自然体で人を惑わせてくれる相手であることだ。

尉鶲 12

2009年02月04日 20時49分44秒 | 
花菖蒲園は今の季節、冬枯れの水たまりであるが、明るく暖かく適度な茂みもあり、人目をあまり気にしない種類の鳥には良いスポットである。

写真は、花菖蒲の品種を示す札に停まっているジョウビタキ。
この日は風が冷たかったので、絵を見るほどには暖かくない。
しかしやはり、風除けの茂みの中にいるより日に当たっていたい、越冬休養中の冬鳥である。

山雀 17

2009年02月03日 22時09分15秒 | 
地面から垂直に立つ足場に垂直に立つヤマガラ。
つまり、真っ直ぐの目線で真上の面が見える。

顔の白と頭の禿ライン(?)は同じ色だと思っていたが、クリーム色の強い顔の白と比べて頭のはもっと白いように見える。
白モヒカンといった方が良いのかもしれない。




こちらは若干テブレしている、前からの図。
90度傾けた方が見やすいだろうが、一応このままが正しい。
日の当たる角度がちょうど頭の上からになっているあたりが錯視的なようでもある。

梅 10

2009年02月02日 21時50分25秒 | 秋冬の花
梅も、早いものはだいぶん咲き揃ってきた。
しかしまだまだ少なく、今の時期に梅写真で春の気分を演出しようとするなら、少ない花を多く見せるような撮りかたが必要になる。
さてこの写真で狙いが上手くいっているだろうか。




もう少しボケていない方が好ましいのだが、STFレンズは絞ると良さが薄れるので困る。
絞るのも試してみたが、やはり絞り開放が良い。

待雪草

2009年02月01日 20時59分37秒 | 秋冬の花
マツユキソウつまりスノードロップの花。そして枯葉、枯葉、枯葉、雑草、雑草。の、写真。
被写体としては、俺まっしぐら、の類のものではないが、五目撮りにしてもとにかくネタの少ないこの時期である。
パンジーの花とかなら雑草でも撮った方が増しでも、これならずいぶん上等な方だ。

特に、花の根元の茎の先がくるっとしているところが私の琴線に触れた。
小さげな花が雑草との対比で、豪華サイズに見えるのも良いシチュエーション。