花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

公孫樹 2

2008年12月05日 21時11分57秒 | 秋冬の風景
雨をはじいて水玉を散りばめたイチョウの落葉。

そういえば、蝋的な質感をもつイチョウの葉は、滅多に虫食い穴もないし、色づく前に萎れてクシャクシャに枯れることもない。
落ちてからも尚しばらくキレイで、木の全体にタフな印象を与えている。

銀杏の果肉の臭気も生臭い生命力を、食べる種の中身のプリっとしたものも芳醇な生命力を思わせる。

それだけ多くを外に放つのは土壌の生命力のロスでもあろうが、全部足下に落ちて我が身と周囲に還元されるのだから、外への広がりが薄いだけで悪いことでもない。



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