蟷螂と藤袴

フジバカマの花の上にのっそりと構えるカマキリ。
細長い枯草色の体は植物風ではあるが、ここで擬態するには大きすぎてとても目立っている。




こうやって悠然と構えている姿は、せわしない草食動物よりも穏やかに見える。
えてしてそういうものであって、見境なくがっつくのを肉食系などと呼ぶのは根本的な理解が足りない。