花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

腹広蟷螂

2009年08月21日 21時37分28秒 | 
目の前に、急にヒヨドリが緑色のものをくわえて降りてきた。すわ、とカメラを向けるとヒヨドリは逃げていった。
悪いことをした、と思いつつヒヨドリの残していった緑色のものを見てみると、カマキリであった。

ハラビロカマキリ。
ひっくり返っていたのを指で突付いてみるとカマで応戦してきたので、しばらく様子を見ていると蟻にたかられはじめた。
さすがに気の毒に思ってそこの木の枝でひっくり返しなおしてやると「言われなくてもスタコラサッサだぜ」と言う感じでヒョコヒョコ走っていった。




すぐそこにあったお堂の石灯篭に登っていくのをみて「灯篭の斧」と詰まらないことを思ってしまった。
写真にして、後から見てみると小さい子供カマキリが居ることに気づいた。撮っているときは全く気付かなかった。
気付いていればもう少し効果的な絵が撮れたかもしれないが、詰まらないことを考えていて気付かなかった。
残念だ。



さらに登っていくところでクモと鉢合わせして、いましがた鳥にもてあそばれたことも忘れてカマキリファイティングポーズ。
ここではクモが逃げてカマキリの勝ち。