花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

白木蓮 7

2009年03月18日 23時19分00秒 | 春夏の花
温たい春の夜の空気が流れている。
もう少し気温が上がると尚良いが、一年中で一番好きな状況である。

で。写真は、一昨日と同じハクモクレン。の、夜桜ならぬ夜木蓮。
ライトアップなどというものでもなく街灯が明かり。
花は、一昨日はもう少し開いて欲しかったところだったが、今日は既に、好みでいうと開きすぎになっていた。
昨日がベストであっただろうか。見ていないからわからない。
昨日今日がやけに暖かかったせいであろうが、タイミングが厳しすぎる。
もう少し遅い、他所の木蓮に望みをつなごう。都合よく連休もある。



夜景というには微妙に空に明るさが残る、これくらいのタイミングが夜景の建物を撮る時にはベストな時間帯であるが、光源を画面に含まない写真にするとなると、まだ5~10分、明るかったかもしれない。
ただ、春の黄砂を含んで明るい昼の空と白い花ではコントラストが不十分になるのに比べると、充分以上に青空と白い花のコントラストのある絵になり、これはなかなか嬉しい。



鴨川の五条の、チンケな公園というほどでもない公営の空き地の、この木蓮を反対側の鴨川越しに。
向こうのお店がきれいで、良い絵になった。
川面の見える、もっと引きの図でも撮ったが、イマイチ失敗なものになったので、これくらいで。
西の空はまだまだ明るい。もっと暗くなると三脚が必要になるので勘弁願おう。
ところで、この電線が何とも言えず良い。
電線と電柱は景観に悪いものといわれがちだが、このような図ではこれがないと絵的にしまりがないものになる。