デフレスパイラル

今朝の冷え込みは半端じゃなかったですね。
でも、12月ですからこれが本来の寒さなのかも知れません。
TVのニュースを見ていると経済状況はデフレ傾向にあるとか。
専門的なことはさておき物の値段が下がると言う事は消費者にとっては有り難い
事じゃないのかな～と考えてしまいますが実はそんなに単純な事では無さそうです。

１) モノの需要が供給に対して少ない状態が続くことにより、企業の在庫は増加。
　　モノが売れないので値段を安くする。
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２) 利幅が少なくなった分、企業は減収となり業績が悪化する。
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３) 所得が下がり、仕事がなくなり雇用が削減され多くの失業者が出る。
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４) 消費者は出費を抑え様とするため益々お金を使わなくなる。
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５) ますますモノが売れなくなるので更に価格を下げる。
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　　１) に戻って、繰り返し・・・・。

こういうのを”デフレスパイラル”って言うらしいですが、ふと思ったのは私のよ
うな年金生活者にとってはラッキーな状況なのかも。
つまり、一般のサラリーマンと違って、年金収入額は景気が良くても悪くても一定
ですからね。
物価が下がればそれだけ楽になると思うのですが、年金の収入なんてサラリーマン
所得に比べたらたかが知れてますからね。
少なくとも”楽になる”なんて事はあり得ないでしょうけどね。