Digital photo's diary

自称「暇人」によるデジタル写真日記。

日本人と日本人的

2006年12月17日 | デジタル写真

私は、人付き合いに関しては得意ではなく、どちらかというと不器用な方である。
お世辞を言うのも嫌いだし、私の事を大して知らない相手から言われるのはも
っと嫌である。
大勢でワイワイ騒ぐより、一人で小田代や尾瀬の木道でも歩いていた方が似合
っているな・・・と、自分でも思っている。
写真や釣りの趣味は、そう言う性格からすると自然な流れであるように思う。
そんな性格なので友人はそれ程多くないし、ましては親友と呼べる友達はほん
の僅かである。
ほんの僅かな親友の中に、NZ出身のD.Mさんと言う青年がいる。
日本に来て随分経つので日本語に関しては既に完璧の域に達している。
彼は、今時の常識に乏しい日本人の若者より遙かに日本人的であり義理・人情
に厚い。毎年この時期になると、決まってクリスマスカードを送ってくれる。
もっと感激したのは、私が退職した際に”退職おめでとう”という内容であろう
(英文だったので・・)カードをわざわざ送って来てくれた事である。
後にも先にも、そう言った内容の手紙を貰ったのはこの1通だけであった。
外国人と言うと、ついつい派手なイメージを想像してしまうが、彼はどちらか
というと地味であり、物静かなタイプの青年である。
その辺が私と相性が合う理由なのかも知れない。
「ラストサムライ」のトムクルーズ演じるネイサンほど”いい男”ではないが、内面的
な部分では、我々日本人が忘れかけている何かを持っている点では共通している。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿