Digital photo's diary

自称「暇人」によるデジタル写真日記。

飼い主次第。

2009年12月10日 | デジタル写真
夕方のニュースで犬、猫の「殺処分ゼロ」に挑戦している熊本市動物愛護センター
の取り組みが紹介されていました。
持ち込まれる犬や猫の数を減らすために、すぐには引き取らず無責任な飼い主に対
し、ときには命の尊さを説教することもあるのだと言います。
因みに、日本国内で殺処分される犬は年間約16万頭、猫は約24万頭にもなるそうです。
飼い主自身の病気や死亡、或いはペットが苦痛を伴う様な病気などにかかってしま
った場合等の止むを得ない理由がある場合は別として大抵は一時の気まぐれで飼い
始めたものの途中で飽きてしまったり世話をし切れなくなったという飼い主側の身勝手
さが原因で保健所に持ち込まれるケースが多いみたいです。

水郷公園には既に12年近くも生きていた野良猫がいました。
特にNさんが特別可愛がっていた事もあって、遠くからNさんの車の音を聞き分けて
何処に居ても迎えにいくほどです。
しかし、老衰(?)の為なのか1週間ほど前から一気に弱ってしまった猫の様子を
見てNさんは自費で獣医さんに連れて行くと言うのです。
年金生活のNさんにとって治療費は結構な出費だと言うのは良く分かります。
それでも何とか元気になって欲しいという思いの方が強かったのでしょうね。
自分で飼い主を選べないペット達にとって、生きるも死ぬも出会った飼い主次第と
言うのは何ともやり切れないですね。

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