帰化植物。

最近、道路際等に黄花コスモスに似た黄色い花が群生しているのを良く見かけます。
何という花なんだろうと、車を止めて何本か持ち帰ってネットで調べてみました。
”オオキンケイギク” と言って北アメリカ原産の帰化植物で繁殖力がもの凄く強い為に生態系に悪影響を及ぼしかねないと言う理由で2006年に特定外来生物として栽培や譲渡、販売などが禁止になったそうです。
原則的には個人が栽培しただけでも、懲役または罰金が科せられると言う何とも物騒な花らしいですよ。

帰化植物と言えば、いつの間にか庭の彼方此方に赤紫色したちっちゃな花がみられる様になりました。自分で植えた覚えは無いので、どこからか種が飛んできて自然と増えてしまったようです。
この花はアカバナユウゲショウ（赤花夕化粧）と言い、南アメリカ原産の多年草で明治時代に観賞用に輸入され栽培されていたものが野生化した花なんだそうです。

神奈川県ではホームセンターで麻薬の原料となるため栽培が禁止されている不正ケシが販売されていたなんてニュースもありましたね。
毎年のように品種改良された新種の植物が続々と出回ってきては、素人の私達には何が良くて何が悪いかなんて簡単に判断できないですよね。