ボイシー日記

手がふさがっていては、新しいものは掴めない。

本気で、日本の未来が心配。

2011-04-05 15:19:47 | 
広瀬隆の「原子炉時限爆弾」を読んだ。
原子力発電所、電力会社、原子力政策について
知らない事、知らされていないことばかりで背筋が凍りついた。

このまま、現状の原子力政策が進められるとしたら、
本当にあと何年日本に住み続けることが
できるのかという、恐ろしい気持ちになった。
みなさんも、読んでみてください。

原発建設のためにデータがねつ造されたり、
御用学者に安全だと言わせたり、
マスコミも原子力政策を批判すると圧力がかかる。

発電所の停電により、燃料の冷却機能がなくなって
大事故になるということも書かれている。
まさに福島第一原発はそのとおりになった。

プルトニウムを使うプルサーマルや、
諸外国が開発に失敗して計画を断念した
高速増殖炉の危険性についてもわかった。
なぜ、こだわって、続けなければならないのか。

使用済み核燃料の廃棄についても
大量につくられて、
未来永劫、管理しなければならない。
狭い国土で場所だってない。
青森の六ヶ所村の施設だって、
巨大地震がきて冷却能力がなくなれば
もう日本の問題だけではない。

1987年、イタリアが国民投票で
原発計画を凍結したように、
日本人も日本の未来のために、
いますぐ狂気の原発をやめさせるべきだと思う。

たかが、お湯を沸かすことで、
こんなに危険がいっぱいな綱渡りの発電はいやだ。
コメント
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