やよひのつれづれ日記 Yayoi's Japanese Calligraphy

毎日のことを書き留めています。

書道 書いてみよう 「仭」 じん

2009-06-29 08:08:39 | 書道
参考にして書いてください。



九成宮





2画目が、少し倒れているように感じます。もう少しまっすぐでもいいかと!!

原本を良くご覧になってください。



「仭」

箱根八里の歌の中に「仭」が出ています。

箱根の山は 天下の険 函谷関(かんこくかん)も物ならず
万丈(ばんじょう)の山 千仞(せんじん)の谷
前に聳(そび)え後(しりえ)に支(さそ)う
雲は山をめぐり
霧は谷をとざす
昼猶(なお)闇(くら)き杉の並木
羊腸(ようちょう)の小径(しょうけい)は苔(こけ)滑(なめら)か
一夫関(いっぷかん)に当るや万夫(ばんぷ)も開くなし
天下に旅する剛毅(ごうき)の武士(もののふ)
大刀(だいとう)腰に足駄(あしだ)がけ 八里の岩ね踏み鳴らす
斯(か)くこそありしか往時(おうじ)の武士(もののふ)

   第二章 今の箱根

箱根の山は 天下の阻(そ) 蜀(しょく)の桟道(さんどう)数ならず
万丈(ばんじょう)の山 千仞(せんじん)の谷
前に聳(そび)え後(しりえ)に支(さそ)う
雲は山をめぐり
霧は谷をとざす
昼猶(なお)闇(くら)き杉の並木
羊腸(ようちょう)の小径(しょうけい)は苔(こけ)滑(なめら)か
一夫関(いっぷかん)に当るや万夫(ばんぷ)も開くなし
山野に狩りする剛毅の壮士(ますらお)
猟銃(りょうじゅう)肩に草鞋(わらじ)がけ 八里の岩ね踏み破る
斯(か)くこそありけれ近時の壮士(ますらお)


この歌は、小学校の運動会で踊った曲ですので思い出深いです。

でも、小学校の時は、歌の意味はさっぱりわかりませんでした。笑い

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4 コメント

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時代と共に・・・ (nanae,yae)
2009-06-29 20:39:13
yayoiさん

普段使わない字も書では調べて書かなくては
ならず字書調べも大変な仕事ですよね。

箱根八里の歌 現在のは改まってみた事がないので知りませんでした。
なるほど時代にそうよう変わっていたのですね。笑 勉強になりました。

昔は遠くなりにけり~。

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nanae,yaeさんへ (やよひ)
2009-06-30 14:14:18
最近では、この「字」旧字だったのか書写体だったのか確認しないと分からなくなってきています。名前は出てこないし・・・・。

いいことないですね。笑い
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コピーしました (mui)
2009-07-02 06:46:12
お早うございます 箱根の歌ちゃんと2番まで知りませんでした コピーさせていただきました ありがとうございます
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むずかしい!! (muiさんへ)
2009-07-02 12:11:29
今は、どうやらわかりますが。小学生には難しい歌詞なのに、よく運動会の時は、使われていました。入場行進とかダンスなど。意味がわからないまま歌っていましたね。笑い
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