俳句の風景

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春浅し

2024-02-07 | 俳句・春・時候

 

 

春浅し空青くして畑白き

 

 

 

 

 

 

立春以後の春とは名のみの頃をいう。

 

 

 

 

 

 

降雪もあり、木々の芽吹きにはまだ間がある頃である。

 

 

 

 

 

 

だが、寒さの中に春はその気配をわずかに漂わせている。

「早春」とほぼ同じ季語だが、「春浅し」の方が語感が柔らかい。

 

 

 

 

 

 

春雪の降った後、一気に晴れ渡った。

空は青くして、畑はまだ真っ白であった。

春浅しの感があった。

 

 

 

 

 

浅春や用水に鷺二羽降りて

 

 

 


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2 コメント

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Unknown (huugetumuhen)
2024-02-08 07:33:43
おはようござい馬す🐴

私が最初に素敵な季語だなぁと覚えた季語です😊最近は順調に川柳へ川柳へ傾いて来ちゃってますけど💦

いよいよと 北へ飛ぶ鳥 春朝し 
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huugetumuhenさん (819maker)
2024-02-09 00:34:18
こんばんは。

春浅しのそのような思い出があるのですね。
また、川柳がお好きなようですね。
返信する

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