枇杷採つてゐる枇杷園の男かな
枇杷はバラ科の常緑高木。
石灰岩地帯に自生するが、改良品種が栽培される。
冬に白い小花をつけ、翌年の五月下旬~六月頃、倒卵形の果実が黄橙色に熟する。
産毛で覆われた薄い皮をむき、半透明の内果皮を食する。
少し酸味があるが、甘味も強い。
種子は黒褐色で大きい。
散策途中に枇杷を栽培しているところがある。
通りかかると、葉陰で男が枇杷を収穫していた。
小粒枇杷なれどたわわや遊び場に