俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

冬草

2023-12-30 | 俳句・冬・植物

 

 

冬草を踏んで小鷺を立たせけり

 

 

 

 

 

 

冬になっても青さを残して枯れ残っている草の総称。

 

 

 

 

 

 

本来は枯草も含めて冬草のはずであるが、俳句では枯れた草は「枯草」「名の草枯る」などの別の季語として扱い、「冬草」「冬の草」の場合は、青草を詠むようになった。

 

 

 

 

 

 

「冬青草」という呼び方があるのも、同じ美意識によるものである。

 

 

 

 

 

 

冬草を踏んで川べりに近づこうとしたところ、陰に隠れていた小鷺が驚いたのか飛び立って行った。

 

 

 

 

 

木に凭れ座りたしとも冬の草

 

 

 

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