俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

鼠黐の実

2023-12-14 | 俳句・冬・植物

 

 

ねずみもちの実や霊園の柵長き

 

 

 

 

 

 

モクセイ科の常緑低木。

関東以西の山地に自生するが、庭木や生垣に植えられる。

 

 

 

 

 

 

六月頃、枝先に香りのある白色小花を円錐形につけ、冬に、黒紫に熟した実を結ぶ。

 

 

 

 

 

 

実は鼠の糞によく似ている。

乾燥したものは生薬の女貞子(じょていし)といい、強壮薬とする。

 

 

 

 

 

 

霊園の柵の脇に鼠黐の実が沢山生っていた。

その柵は長く続いていた。

 

 

 

 

 

重さうな鼠のこまくら青空に

 

 

 

コメント (2)
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