先日土曜日、百間町の料亭二蝶さんにて、さぬきよいまいで造った日本酒と会席料理の会「酔舞の会」に行って来ました!!
昨年度二回開催され、今回で三回目となり、初めての参加をさせて頂きました。
日本酒も香川の各蔵元さんが「さぬきよいまい」で仕込まれて、今年で三造り目ということで、かなり気合の入った会となりました。
それでは、二蝶さんの「酔舞の会」をお楽しみ下さい。
まず先付け
◎イタドリ煮
春に採れる山菜。
初めて食しました!!シャキシャキしてます!
◎からすみ、焼餅、清汁仕立て
なぜお腹にたまるお餅を出されたかと言うと、このあとお酒が続くので、空腹をしのぐ為だからだそうです。
◎鮪叩き、針長芋昆布〆
ここで、川鶴 純米無ろ過生原酒が出てきました。
まだまだフレッシュさがあり、お酒も結構冷えていたので、お酒が浮く感じがしましたが、鮪の中にみょうが、長いもが、ちょうどお酒のフレッシュさと合いました~
◎どろめ寿司
◎竹の子土佐煮、蕗
とても甘い竹の子でした~!!
ここでお酒のサプライズが!!
川鶴 純米無ろ過生原酒19BYが登場!!
何でも山本亘社長が個人的に新聞紙に包んで寝かせていた物だそうです。
これがいい感じに熟成しているんだなぁ~(^^)v
竹の子の甘さと生熟成がマリアージュしま~す☆
続いて金陵と合わせる、お料理です。
金陵は、純米吟醸無ろ過です。
◎いか、うに和え・アスパラ・いくら・オリーブオイル
ウニやイクラのコクのあるチョコレートのような広がりと、金陵 純米吟醸との味のニュアンスがうまく絡み合いますね~グットです☆
◎蓮根コロッケ焼椎茸
外はサクッと中はフワッと・・・
これも金陵とあうなぁ~
金陵 純米吟醸無ろ過は、イクラやウニなどの味の広がる要素も、コロッケのような香ばしい要素も含まれています!!
欲を言えば、お酒が冷えすぎてたのがちょっと残念・・・
酒は、温めた方が、もっと料理との相性が広がりますからね~(*^。^*)v
◎牛ひれ枝豆田楽焼・焼ヤングコーン・焼人参
(ピンボケすいません!!)
枝豆田楽焼(お肉の上に乗せてあるもの)は、以前仙台に行った時にお土産で買った、「ずんだ餅」に雰囲気が似ています~!!
続いて・・・
綾菊酒造と合わせるお料理です。
綾菊は国重 純米吟醸無ろ過生原酒です。
酸とアミノ酸(旨味成分)が多く、また切れも良い酒質です。
◎鯛桜葉〆・防風・山葵・割り醤油
桜葉〆ですので、鯛にしっかり味がついています。
割り醤油であっさり感も出したセンスが光る逸品です!!
このあたりから、いろんな方と話しに夢中になりすぎて、しっかり合わせていないんです。国重と合わせて、どうだったかなぁ~。。国重の方が味が勝ってた気が・・・。。
◎才巻海老・空豆・煎り米粉揚げ
何かが足りない!!
この団子ともう一つ、何かがあったんです。。
実はその何かを食べた後、あわててブログ用の写真を撮ったんです。。
団子しか写ってなくて、申し訳ございませ~ん!!!
◎鶉塩焼・焼新じゃが・マコモタケ
すいません!写真撮るのを忘れました!!酔ってましたね、完全に・・・!!
その代り・・・
マコモタケってなんだろうと隣のお客様が山本社長にお尋ねしてまして・・・
マコモタケの食材を見せてもらった写真をパシャリ!!
左・女将の山本容子さん、右・新社長の山本亘さん(手に持つのがマコモタケ)
マコモタケは中国では高級食材とされているそうです。竹の子のような食感と、甘みが特徴とのこと。もちろんこのマコモタケは国産ものです。
初めて見る食材でした~おもしろいなぁ~
皆さん、ほろ酔いになってきました。
しばらくご歓談が続いた後に・・・
「本日は綾菊酒造より、国重杜氏が来られています。
今年の出来栄えはいかがですか??」と山本社長が国重杜氏にインタビューされました~
国重杜氏「今年はとても良い出来です」から始まって・・・・
--------中略---------
「私どもの目指すお酒は、酸とアミノ酸のバランスがよく、旨味があるけど、切れが良い酒です」
と締めくくられました!!
おおぉ~!!まさしく私の求めているお酒だ~!!パチパチパチ!!
国重杜氏は現在の名工に選ばれるほどの名杜氏です!!
とても低姿勢。
しゃべり方、雰囲気、人柄、そして、国重の酒質!!
かっこいいなぁ~と思う、私でした(^。^)/
後で直接、国重杜氏にお話を伺いましたが、造りのこと、蔵の状況を丁寧に教えてくださり、感謝と感動の連続でした!!
◎すっぽんラーメン
すっぽんの殻で出汁をとって、スープをつくられています。
なんだか、からだが熱くなってきました~(笑)!!
最後にデザート
◎しょうゆ豆アイス
アイスの中にしっかりとしょうゆ豆が隠れています!
もう飲んでなくなっていましたが・・・
金陵 純米吟醸無ろ過と合うんじゃないかなぁ~っと、お酒がないなか思う私でした。
ともあれ、今回の「酔舞の会」は、よいまいを使ったお酒に合わせたお料理のご提供が、とても勉強になり、山本社長の影のご苦労が、身をもって感じられる会だったと思いました!
料亭二蝶さん、そしてよいまいのお酒を造って下さった酒蔵さんに、心から感謝をしながら、これからも丁寧に「さぬきよいまい」を販売していきたいと、ますます熱い思いが込み上げてくる私でした!!
(完)