河童の歌声

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ビジネスホテルとラブホテル

2024-02-09 07:53:24 | 日記
先日、独りドライブをした事を書きましたが、
その時泊まった山梨のビジネスホテルは、私的には史上最低のホテルでした。
何が最低というと、とにかく部屋が狭い、
そして、なななんと部屋には風呂が無かったのです。

これまでの人生で、ホテル(旅館)に泊まって部屋に風呂が付いてないというのは、
歌声団体旅行の観光ホテルで数人と一緒の相部屋だった時に経験があるくらいで、
普通は風呂とまではいかなくても、シャワーくらいは付いていました。
ただ、ベッドはシングルではなくセミダブル程度の広さはありましたが、
あの部屋は、ただただ眠れりゃいいよという程度の物体で、
いくらなんでも、これはないだろうとガックリしました。

それで思ったのは、こんな最低のホテルに泊まるんだったら、
一人でラブホテルに泊まれば良かったという事です。
今までラブホテルに泊まった事は、かなり多いのですが、
まだ一人で泊まった事はありません。
しかし、一人でラブホテルに泊まれる事は知っています。
断られるホテルもあるみたいですが、
向こうも商売ですから、泊まりたい客が居ればOKなんですね。
空室では商売になりませんからね。

そしてラブホテルにはビジネスホテルにはない夢があります。





まず、部屋が広くて綺麗。
ベッドも大きく、そこを一人だけで占有して大の字で寝られるのです。





かつ、風呂が大きくて手足を伸ばして悠々と身体を休められます。
ジャグジーが付いてるなんて、普通ですし、
とに角ビジネスホテルに比べて華があって至れり尽くせり。

そして、ラブホテルは何かワクワク感があります。
でも中には、、、新宿歌舞伎町のラブホは部屋が狭くて、なんだか多角形のおかしな造りだった。
あれは、なにせ数をこなさにゃならない場所なんで、やむ負えないのかな?
昔付き合ってた女性は、「ラブホテルって、それだけをする為に行くみたいで嫌ね」と、
彼女とは同棲もしてたのに、一度もラブホテルには行かなかった。

昔は「連れ込み旅館」という言葉がありましたが、今では死語ですね。
きっと若い人は知らないと思います。
立川駅近くのラブホはラブホテルではなく、完全な連れ込み旅館だった。

最近はビジネスホテルとラブホテルの境目が薄くなっていますね。
ラブホをビジネスユースで使う人もいれば、
逆にビジネスホテルをラブホテルとして使う人も多いですね。
私も散々、ラブホ代わりにビジネスホテルを使っていました。

女性には「私ラブホテルなんて行った事ありません」と隠したがる人もいますが、
「嘘つけ」だよね。
女性が来なきゃ彼等も商売になりません。
男と女が居て、はじめて成り立つ商売がラブホテルなんですから。
御殿場のラブホテルでは一番高い部屋しか空いてなかった。
しかし、それが良かった。
直径が2メートル以上はある円形の大きな風呂。
そこがね、外にあるの。彼女と風呂に入りながら見上げる星空の綺麗だったこと。

ずっと年上だったその女性は本当に素敵だった。
ホテルに部屋を確保して猛烈に口説いたのだが、美しい言葉でかわされてしまった。
「そんな事、言っていただけるだけで幸せです」悲しかった。
今でもそれは心残りだが、男にはそういった経験は多かれ少なかれあるのでしょうね。



2016年に行った広島旅行。
そこで泊まったのが、オリエンタルホテル。
風呂も(トイレ)もガラス張りという悪趣味にはあきれた。
ラブホテルだってトイレがガラス張りなんて経験が無いぞ。

歌声の仲間達と何度も行った団体旅行。
大きな観光ホテルも、また違った味があっていいんですね。
特にバイキングの食事。
あれは何だか胸が躍るワクワク感が好きです。
でも好きな女性とラブホテルに入る時のワクワク感の方がいいけど。

もうラブホテルに泊まる事はほぼあり得なくなってしまいましたが、
ラブホテルには、ひとつの人生を感じます。
あの「時」の感激、感動、それを感じられる。
長い人生の中でそういった感覚を味わう瞬間ってそう数多くはありません。
若い人たちが、また我々世代のカップルでも、
その経験は無いよりあった方がいいのは間違いありません。

あれは奥多摩方面に山歩きに行った帰り、
中年か、あるいは初老といったカップルが、
登山道の横にある宿(造りは目立たないが、間違いなく連れ込み宿)に、
リュックを背負って入って行くのを見かけました。
グリコじゃないけど(一粒で二度美味しい)う~ん、それもありだよな。

人生、楽しんだもん勝ち~!



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