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伝説のライダー・・マイク・ヘイルウッド

2020-05-28 15:57:46 | バイク


マイク・ヘイルウッドは、
1940年生まれのイギリス人、オートバイレースのライダーです。
数々の記録を打ち立て、天才ライダーと言われました。

イギリス最大のバイク・ディーラーチェーンを経営する
富豪ヘイルウッド家に生まれました。
その為、幼少時よりバイクに親しみ17歳でレースデビュー。
彼の人柄は謙虚で好感度が高く皆から親しまれました。



1950年代から1960年代のオートバイレースで活躍し、
世界グランプリで9回のタイトルを獲得しました。
1962年には22歳の若さで500ccクラスのタイトルを獲ります。
この記録は長く破られませんでした。
その頃ライバルだったのは、これも有名なアゴスチーニでした。



1960年代のオートバイ雑誌を見ると、
彼の雄姿が載っていない月はありませんでした。
イギリス国旗をあしらった黄色っぽいヘルメットは強烈なイメージで、
今も私の心に焼き付いています。

1970年代に入ると、彼は4輪レースに転向します。
1972年にはフォーミュラ2で、ヨーロッパチャンピオン。
       フォーミュラ1では、2位でした。
1974年、事故で負傷しF1を引退します。

1978年。
彼はオートバイレースの最高峰、有名なマン島TTレースに復帰します。
30代後半(37歳か38歳)ほぼ7年間の空白を経ての復帰に、
関係者たちは、みな単なるエキジビション的な出場だと思っていました。
ところがいきなり優勝し、世界中の大きな話題となったのです。
翌、1979年にも優勝し、圧倒的な凄さを見せつけたのでした。



ヘイルウッドが長年、イタリアのドカッティーと専属契約を結び、
各地で華々しい戦歴を打ち立てきた経緯があり、
1978年の復活優勝を記念して、
ドカティー社では、マイク・ヘイルウッドレプリカという、
モデルを発売し人気を博しました。
今でも、このドカティーはマニア垂涎モデルみたいですね。

よく伝説の〇〇といった事が言われたりしますが、
マイク・ヘイルウッドもそれでした。
まさに伝説の天才ライダーでした。

1981年、
自家用車を運転中、前を走るトラックがいきなりUターンを始めたのを避け切れず、
ヘイルウッドは8歳の娘と共に亡くなってしまいました。 
まだ40歳でした。





コメント
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