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道路を横断する時

2018-02-23 11:12:08 | 交通事故
【絶対見るな】「これ死亡事故でしょ?」ドライブレコーダーが見た日本・世界の交通事故瞬間映像集 2016! 5 6 2


生々しい事故映像です。

道路を横断する時・・・

最も大事な事は何でしょう?
貴方は知っていますか?

それは・・決して走ってはならない・・という事なんです。
私は事故に遭って欲しくない大切な人には、こう言って諭しています。
「道路を横断する時は、例え赤信号を無視して渡る時でも、
走って渡ってはダメだよ。歩いて渡りなさい」と。

何故、走って渡ってはダメなんでしょう?
人間は走ると周囲に対する注意力が散漫になるからです。

歩いてゆっくり渡ろうとすれば、周囲の状況をしっかりと確認できます。
しかし、走り出してしまうと、もう周囲の確認などしないし、
車を見ても判断能力が希薄になってしまうのです。

そして、走って渡る横断者を発見したドライバーは、
相手が走っている(つまりスピードが速い)横断者だと、
相手の横断スピードが速い事により、
的確な判断が出来なくなり(早く何とかしなければ)で、
対応を誤ってしまうのです。

これが、横断者がゆっくり歩いていれば、
ドライバーもゆっくり判断し、対応する時間もあります。
出来れば立ち止まってくれた方が、
電柱がそこに立っているのと同じで避ける事が出来ます。


小学校の先生には、
「道路を渡る時は、走って早くに渡りなさい」などと、
教えている先生が居るそうです。
これは生徒を事故に遭う様に教えているのと同じです。
そして、恐いのは運転免許すら持っていない先生が、
交通という、まるで知りもしない分野を教えているという事です。

これでは、いくらいい教育をと願っても、
その前に死んでしまいます。

道路を横断する時、
向こうから車が走ってくるのが見えます。
事故に遭う人は、その車が来る前に走って渡ってしまおうという人です。
その車が行った後に渡れば絶対に事故にはならないのです。
(仮定として、その車以外の車は居ないとして)

私は、そういった場合の多くは車をやり過ごします。
その車が私を見て横断をうながす様に停まろうとしても、
車を先に行かせた方が早いと思った時は、
相手のドライバーに「貴方が先に行きなさい」と、
手を振って走行をうながしたりします。

車が停まってくれた時になると安心して、
下を向いたままで道路を渡るなんて事がよくありますが、
停まってくれたのは、その車だけの事で、
その横を走って来る車に跳ね飛ばされる事だってあるのです。

どっちにしても、車の前は横断しないに越した事はありません。
停まってようが走ってようが、車の前の横断は危険なんです。
車が過ぎ去った後に横断すればいいだけの話です。

以前、テレビで(一家総ぐるみで交通事故に遭った家族)
が出てきた事がありました。
4人だったか5人だったか・・・
その全員が横断中に車に跳ねられているのです。

その家族の言い草を聞いて私はあきれ返ってしまいました。
全員が言った言葉。
「相手の車が停まると思った」

一家総ぐるみでのバカ。
車なんて物は停まらないものなんです!
そう思っていれば痛い目に遭わずに済んだものを。
一家総ぐるみでバカを晒す事もなかったものを。

横断歩道だから安心なんて事も関係ありません。
横断歩道があろうが、無かろうが事故とは何の関係もありません。
ただ、一旦事故になると、
ドライバーの罪が重くなるという事であって、
跳ね飛ばされ、怪我をしたり死んでしまったりしては、
いくら「自分は正しかった、一点の落ち度も無かった」
などと言っても後の祭りでしかありません。
要は、如何に我が身をかばうかだけです。

私の母は道路を歩く時は、下を向いて歩く人でした。
私は何度も母に言った事があります。
「道路を歩く時はキョロキョロしてた方が安全なんだよ」と。
信号待ちの時もボ~っとしてちゃダメ。
交差点で衝突事故を起こした車が、
歩道に突っ込んで来る事だってあります。

前だけしか見ずに周囲を見ずに道路を横断する、
走って来る車の前を走って渡り切ろうとする。
そういった行為は、つまり「自殺」と言います。
死にたい人は、いつもそうやって渡っていれば、
いつの日にかは必ず死ぬ事が出来るでしょう。

でも、自殺は他人に迷惑にならない様にひっそりと
やって欲しいものです。
交通事故には、加害者(それは言い方を変えれば被害者)
も居るという事を忘れないでいただきたいものです。

どうか、道路を横断する時は、
周囲の状況を的確に判断して、ゆっくりと歩いて横断して下さいね。






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