今日は、もう正月5日です。
冬にしては、随分暖かな一日でした。
そこで、正月以来の運動不足の解消にと愛車(10年来使っている、わが自転車「スケゴウ」)を吉備自転車道に繰り出して吉備津彦神社にお参りしてきました。
今日も又、うっかりしてお賽銭袋を忘れて来ました。それぐらいの信心心しか私には持ち合わせがないということだと思って、少々うんざりもしながら、自転車を扱いでいきました。
お賽銭なしに、本殿に拝礼して後、お正月だけ入ることが許される本殿地の四隅にある御崎神社にもお参りしました。(正月以外は禁足地)
吉備津神社にも本殿の四隅に同じように御崎神社が鎮座ましましてありますが、お祭りしている神々は違っているようです。 吉備津神社には温羅がお祭りされていますが、ここには温羅の名前を見ることは出来ません。
岩山神社もありました。
そこら当りの神々を拝み、東側にあるお稲荷さんにも詣でました。その途中に真新しい温羅神社も見えます。その他たくさんの神々も鎮座ましましておられました。
その中の一つの祠に「保食神」も見えました。前に書いた「うけもち」のかみです。
この保食神については、永山卯三朗の「岡山県農地史」に、『天照大神が葦原中国の保食神を見に月夜見命を遣わした時、この神が口から飯、魚、獣を出して饗したので、月夜見神は忿て保食神を殺した』とあります。それが元で、この国にお米や麦などが出来、それから食べ物ができるようになったと言う事らしいのです。どうも、農業(食物)を司る神のようです。
表側の御手洗池の環状列石のある亀島の中にもお参りしました。その祭神は宇賀魂命であると記されていました。吉備津神社の宇賀神社と同じ神様がお祭りされていました。この神様も農業の守り神であるらしいのです。なお、お稲荷さんもやはり、出発点は農業の神さんであったらしいです。
色々な神様が、同じ所にごちゃごちゃに入り混じって、どの神様も、どの神様も、総て拝んで、特に、この神でなくてはならないと言う事でもなく、また、特別に拝まなくてもそれでよいと言うよな神さんは、日本人以外の人には信じられない事でしょう。
そんなことを考えながら、運動不測解消のためのお参りをしました。
こんなことも、よその国の人には考えられない事だと思いながら、どの神さんにも、お参りだけしました。二礼二拍手はしたようでもありせんようでもあり。
日本の神さんは本当に不思議な神さんですね。
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