ビオラのつれづれ記

大好きなお花のこと、
日常のちょっとしたことなどを書き留めています。

山陰・山陽への旅(3)

2016-11-28 22:11:39 | おでかけ

最終日は厳島神社と錦帯橋でした

 ≪厳島神社≫

船着場から社殿を目指す途中のツアーお決まりの記念撮影風景では

鹿に餌をあげ一緒に写真に写るよう誘導する業者さん、

鹿たちも人馴れしていていてうまい具合に写真に納まっていました~~

でも今、鹿への餌やりは禁止だそうですがこれは特別なんでしょうか

厳島神社の特徴は何と言っても鳥居や社殿が海水の中に建っていることです

それは宮島は島自体が「神」であり島全体に神が宿っていると信じられたため

島を傷つけることを避け、陸地ではない海の中に鳥居や社殿が造られたのだそう

 

海面にそびえる朱塗りの大鳥居は、奈良の大仏とほぼ同じ高さの16m・重量は約60tもあるそう

根元は海底に埋められているわけではなく箱型の島木というもののの中に石を詰めて加重し、

鳥居の重みだけで立っているのだそうです

先人たちの知恵と工夫の素晴らしさ!!

満潮時には土台部分が海水に浸かり腐食も進むので定期的に補修しているそうですが

厳島神社の本殿内陣は清盛の時代から850年間一度も水没したことがないそうです

そうしたことまでしっかり計算して建てられていたのかとまたまた驚きです

 

以前訪れた時は干潮時で鳥居まで歩いて行ける景色でしたが今回は満ち潮のときに当たり

じわじわと潮が満ちてくる光景が印象的でした

 

前回はここでラッキーにも狂言を見ることができたことを書きましたが

             今回も厳島神社に古くから伝わる珍しい舞楽を見ることができました

                 

 この舞楽は決められた神事の際に高舞台で奉納されるものですが今回○○交通社による特別なものだそうで

そんな舞楽を見られるのが今回のツアーの売りの一つでもありました

        

古式豊かな雅楽の音色に合わせて舞う姿にしばし見とれました

 

≪錦帯橋≫

江戸時代城下町を流れる「暴れ川・錦川」に流れされない橋が求められ

研究を重ね頑丈な組木の技法により橋の上からの圧力で強度が増すという5連のアーチ橋が生まれました

その工法は現代力学から見ても完全なものであるそうです

約340年もの間人々を魅了し続けているのはその独特な姿の美しさにもあるのでしょう

 

河原に降り橋を見上げると橋を支えるための組木が整然と並ぶ様子も美しいです

 四季折々に美しい姿を見せる橋ですが今回は紅葉も落ち枯れ木の光景

木は桜ですので花の時期の美しさを想像して・・・・

錦帯橋へも昔来ていますが今回当時の様子とあまり変っていないことが印象的でした

50年近く経っても変わりないのは喜ぶべきか否かですが・・・

ここで今回のツアーは終了、広島駅で「牡蠣めし」のお弁当を買い込んで帰途につきました

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14 コメント

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Unknown (kazuyoo60)
2016-11-29 13:36:56
鹿も慣れたもの、ここにいればご褒美にあずかれるのでしょう。餌やり禁止はどこかで見た記憶があります。
いくら狭い日本でも、最初から海上にとは、よほどのことですね。
錦帯橋も手入れがされて今に至ってるのでしょう。かなりの勾配に見えます。
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Unknown (オッキィ)
2016-11-29 22:02:28
宮島、大勢の人々で、賑わっていたのでは・・・?
特に外国人の姿が目立ちますよね。

大鳥居まで歩いて行ける干潮時も、それなりに良いのですが、やはり、満潮時の方が美しいと思います。

錦帯橋も、昔から変わらない姿を見せていますよね。
また、機会があれば、ぜひ桜の頃においで下さい。

素敵な旅を楽しまれた様子、一緒に楽しませてもらって、ありがとう。
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★kazuyoo60さま (ビオラ)
2016-11-30 16:27:53
奈良公園では「鹿せんべい」をおねだりする鹿が何匹も寄ってきましたが
宮島では野性を重んじるとの理由で餌やりは禁止したと聞きました
海の中に浮かぶように建つ朱色の鳥居や社殿の美しさは格別です
それが信仰上の理由からと聞けばありがたみも増すということでしょうか
錦帯橋は老朽化するのを防ぎ改修されるたびに改良も重ねられたそうです
地元では今世界遺産を目指しているそうですがどうなんでしょうか
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★オッキィさま (ビオラ)
2016-11-30 16:40:07
紅葉にはまだちょっと早かったですが紅葉も見事な宮島ですからその頃には一層の混雑でしょうか
おっしゃるように外国人・○国の方が多かったです
ところ構わず自撮棒で記念撮影している人の多かった事
でも日本人でさえ魅了される厳島神社の姿ですから外国人には一層素晴らしく映るのでしょうね
前回は干潮時だったので今回は違う姿が見られたのはうれしかったです
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こんばんは (☆銀河☆)
2016-11-30 18:59:52
パソコン復活おめでとうございます。
ご自分で再設定できるなんて凄いです。
私はメンテナンスに関しては全くダメ。
ビオラさん、尊敬します。

今回の旅行、倉敷、足立美術館、出雲大社、宮島と、豪華ですね~。
見どころ満載で、こんなツァーがあるのかと驚きました。

足立美術館、出雲大社は行ったことが無くて、是非行きたい所です。
宮島は2回行きました。
でも、鳥居が埋め込まれているのではなく、侍従で立っているなんて初めて知りました。
二本の技術凄いですね。
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Unknown (ラッシーママ)
2016-11-30 21:37:45
宮島には2度ほど行ってますが、餌が欲しくて鹿がゴミ箱の中に顔を突っ込んでたり
人の後を追いてました。

私は2度とも朱塗りの鳥居が海水に建っていて
干潮の時は無くて、鳥居まで歩いて行った事がないのです。
前回は狂言が観られ、今回は舞楽が観れたのですね。
一寸話しはずれますが、宮崎の夜神楽をツアーで観に行った事があります。

頑丈な組木の技法の錦帯橋、技術者達が猿橋まで見学に来て作ったそうです。
私はお花見の季節にバッチリと合い、素晴らしい錦帯橋が観れました。
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こんにちは~! (shizuo)
2016-12-01 16:25:37
ビオラさん、こんにちは~!
わぁ~、PC復活したようですね。
よかったですね、何よりです^^。
山陰・山陽の旅行、楽しまれましたね~♪
厳島神社、錦帯橋…、遥々静岡から、「牡蠣めし」で締め。
晩秋の思い出がまたひとつ増えましたね。
そうそう、思い出します、わたし達も何年か前に似たようなコースを。
もう一度ゆっくり訪れたい地です。
http://shizuo7f.exblog.jp/11222891/
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★銀河さま (ビオラ)
2016-12-01 17:24:31
パソコン、今のところ快調です
このままお利口さんでいてくれるといいのですが・・・
足立美術館以外は行ったことがある場所でしたが
出雲大社や錦帯橋は大昔だったので初めてのようなものです
足立美術館、お勧めです。
厳島神社、そもそも海の中に建てる発想もですが
鳥居が自身の重みだけで建つように考えた技術力すごいですよね


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★ラッシーママさま (ビオラ)
2016-12-01 17:32:19
宮島の鹿が餌欲しさにビニー袋なども食べてしまい病気になった事などのニュースを見たことがありました
そういうこともあって餌やり禁止になったのでしょうか?
今は道もきれいで糞だらけはありませんでした
宮島、前回は干潮時、今回は満ち潮の時でじわじわと潮が満ちてくる様子なども見られラッキーでした
錦帯橋は流されない工夫のためあちこちを見て回ったらしいですね
桜と錦帯橋、きれいだったでしょうね
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★shizuoさま (ビオラ)
2016-12-01 17:40:47
今回は東京からのツアーだったので新横浜まで出て合流、のぞみで岡山まででした
昔行ったときはどんな方法で行ったのか忘れましたがもっともっと遠かったんだと思います
いつも一緒のshizuoさんご夫婦と違って夫と一緒に出掛けるのは春以来でした
時間に余裕をもつツアーという売りでしたが個人旅行と違って時間の制約は仕方ないですね
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