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ビオラのつれづれ記

大好きなお花のこと、
日常のちょっとしたことなどを書き留めています。

連休前にちょっとおでかけ 

2023-05-02 16:04:29 | おでかけ

3年ぶりの行動制限なしの大型連休であちこちの賑わいぶりをテレビが写しています

でも毎日が日曜日の我が家は混雑する時は家でじっとしているに限ると予定は無しです

でもお出かけはしたいので連休前にちょっこと浜松へ。

10年ほど前閉園の危機を迎えた浜松フラワーパークは

足利利フラワーパークの大藤を手掛けた樹木医の塚本こなみさんを園長に招いて

園のリニューアルが行われました

その時藤も植えられ、7年ほど前私も植えたばかりの小さかった藤を見ましたが

今はきっと立派になっているはずとそれを見たくて出かけたのです。

想像通り長藤、八重、白、ピンクなど素敵に成長した藤が迎えてくれました

 

足利の藤にはまだまだ及びませんが十分綺麗!を満喫して大満足でした。

 

泊まったのは三ケ日にあるホテル

浜松ではいつも舘山寺に泊まり三ケ日には初めて、

7階の部屋から対岸に舘山寺を見る景色が素晴らしかった

 

翌日は中田島砂丘、可睡斎、掛川城など廻って帰りました

中田島砂丘は日本三大砂丘;の一つといわれていますが最近は砂丘の規模が縮小気味になってきていることが

問題視されていて強風で砂が飛んでいかないように堆砂垣というもので防いでいるのだそう

綺麗な風紋を期待していったのだけど人の足跡のみで風紋は何処にも見えずちょっとがっかりでした

風紋は強い空っ風が吹く冬場でないとみられないのかも

             砂丘への入り口に咲いていたハマヒルガオが可愛い

               

       

可睡斎は10万坪もの広さがあるとか、想像していた以上に大きなお寺でした

八角形の輪蔵堂

中にある輪蔵を一回転させると「大蔵経」を読んだと同じ功徳が得られるそうなので廻してみたら

結構重くてご利益ありそうな感じがしました

ここはボタン園が有名で今回もそのボタンを目当てに行ったのですが今年のお花は開花が早すぎて

すでに終わってしまっていてガッカリ

それでもわずかに咲いていたボタンが綺麗だった

   

満開の頃来たらさぞかし見事だったろうとかえすがえす残念

 

掛川城は大河ドラマ「どうする家康」にも登場する戦国時代の覇権争いの場ともなった城で

秀吉の時代になって山之内一豊が入城して城の整備がなされ天守閣も作られました。

江戸の時代になってからは譜代大名が城主をつとめ将軍の上洛などの時の宿泊所としての役割も果たしたというお城です。

掛川城二の丸御殿

現存する城郭御殿としては有名な二条城など全国で4か所しかない貴重な建築だそう

先ごろ見てきた名古屋城本丸御殿のような華やかさはありませんが書院造の20もの部屋が連なる建物からは

江戸時代の大名の生活や藩の政の様子が偲ばれ、興味深く見学しました。

国の重要文化財になっています。


名古屋へ5人旅(3)&お花

2023-04-06 20:45:22 | おでかけ

旅を綴る前にお花です

さくら・桜の狂騒曲も終わりに近づき次に控えていた藤が咲き出しました

鉢植えなので大きくはありませんが良い香りがしています。

チューリップは終わってしまいました

綺麗なうちにと写真に収めてあったチューリップです

八重のチューリップは斑入りの葉ですがムスカリとの寄せ植えで葉が目立たないのが残念

           フリルのパンジーとフリージア

旅の最終日は明治村へ

明治村は取り壊される運命にあった60を超える建物が移築保存されていて明治の雰囲気を味わえるところで

国指定の重要文化財指定の建物も数多く、多くの映画やドラマのロケ地としても使われているそうです。

社会科見学の中学生がメモを取りながら廻っていましたが

私達は勉強抜きの興味重視で見て廻りました

村内をレトロなバスに乗って園内の一番奥にある帝国ホテルへ

移築された帝国ホテル中央玄関 前に広がる池も再現されたものだそう

設計は20世紀を代表するアメリカの建築家フランク・ロイド・ライト

関東大震災のその日が新築披露の日だったというのも奇遇ですが

たいした震災の被害もなく戦前戦後の日本を代表するホテルとして国内外の

多くの政治家や有名人に利用されました

建物の内外に見られる彫刻を施した大谷石の装飾が特徴的

大谷石とレンガの組み合わせの幾何学模様の装飾が素晴らしく重厚な美が感じられる内装

マリリンモンローも歩いたかもしれない同じ廊下に立っているのよね、

とちょっと気取って見たりした私達

そんなホテルの喫茶室でお茶をして優雅な気分も味わいました

金沢監獄中央看守所

二人がのぞく景色の先は写真なのですがその奥行き感がばっちりで本物の廊下が続いているようでした

宇治山田郵便局

伊勢神宮外宮の鳥居前に建てられていたというこの局舎は現存する最大の木造郵便局舎だそうで

重要文化財に指定されています

ここでは10年後に届けるレターというのを行っていましたが

10年後には生きていないかもなどと書く気はなしの私達

でも仲間の一人は同居するお孫ちゃんに宛てて今の元気なばぁばからのメッセージをと…

みんな孫は可愛いですが同居しているとしていないのではこんな時に違いが出るのかしら?

聖ヨハネ教会堂

ここは一階が幼稚園、二階が会堂という珍しい作りに加えて

一階はレンガ造り二階は木造という構造も珍しかった。こちらも重要文化財指定

呉服座(くれはざ)と読むのも難しいこの建物は大阪池田市にあった芝居小屋で

江戸時代からの伝統建築の名残をとどめていて当時の雰囲気が体感できました。

旅巡業の歌舞伎をはじめ新派の芝居、落語、浪曲、漫才など様々なものが演じられていたそうです

軒下に顔看板が掲げられ、私達には懐かしい昭和の役者さんなどのお顔がずらりとならび

当時のこの小屋の繁盛ぶりが想像されました

一日では廻りきれない広さがある明治村

過去2回ほど来ていますがまだまだ知らなかった建物がいっぱいで興味深かったです

ただ残念だったのはシーズンオフなんでしょうか、園内のお店に閉店中が多くて

昼食にありつくのが大変だったこと

3時頃ここを後にして名古屋駅に向かいお土産などを買い込んで旅行支援でもらったクーポンを使い切って

無事旅が終了しました


名古屋へ5人旅(2)

2023-04-01 16:08:05 | おでかけ

この日の予定は名古屋城を見学の後犬山へ

ホテルを出てひとまず荷物をコインロッカーへ入れたのですが

今のコインロッカーは昔のコインを入れ鍵を閉めるという単純さと違ってスマホをかざしたり暗唱番号をいれたりと

高齢者の私達には便利なようで難しい

それをクリアしてヤレヤレは良かったのですが帰りに荷物を取り出そうとしたときにハプニングが…

コインロッカーの場所が分からなくなってしまった

確かこっちじゃなかった?いやこっちよ

5人の誰一人正確な場所を覚えていなかったというお粗末

でももしこれが一人だったらきっとパニックになってしまったかもしれないけれど

5人いたのは強みでした。あちこちウロウロしていたら見たような場所にたどり着け無事解錠できヤレヤレでした

名古屋城には一昨年の12月に訪れているのでまだ記憶は確かでしたが

何回見ても豪華絢爛な本丸御殿には目を見張りました。

名古屋城本丸御殿は近世城郭御殿の最高傑作とされ国宝第1号に指定されたものの先の戦争で焼失してしまっていたのを

約10年の歳月をかけて2018年に復元されました

その復元は残されていた膨大な資料があり細部まで忠実に復元できたそうで

御殿の部屋はその格式によって天井や欄間、飾金具、襖絵などのつくりが変えられるという

武家文化の粋を究めた技術がそっくり再現されたとの事

煌びやかな部屋に徳川の威信を感じます

御殿を見学しようと待っていると写真を撮りませんかの呼びかけ

はじめは要らないわね、でしたが勧められるままにポーズをとって記念撮影

写真は1枚1200円ですがQRコードがついてそれをスマホに読み込めば人数分買わなくてもOKという仕組み

今風ですね、それではと私が読み込んでそれをラインで仲間に送りました。

犬山城は織田信長の叔父織田信康によって建てられた現存する最古の天守

華やかさはないけれど落ち着いた風格が素晴らしかったです。

またこのお城はつい最近(平成16年)まで成瀬氏という個人所有のお城だったというのも

個人的には興味深かったです(今は財団法人所有となっているらしい)

天守の望楼は古い木造回廊がちょっとはかなげで怖さがあり恐る恐る・・・

でもそこから見える絶景には怖さも忘れシャッターを押しました。

すぐ下に木曽川の雄大な流れが見下ろせこのお城が国境の要衝だったことがよく分かります。

反対側には犬山の街が広がる風景

お城を見学後は城下町を散策

最近の観光地同様ここでも着物姿が目立ってました

趣ある街並みが続きますが

最近は食べ会歩きが盛んなようで↓こんなお店が目立ちました

コロナの期間中はできなかった食べ歩きも解禁?若者たちがあちこちで食べ歩いている姿も見られましたが

私達は美味しそうではあるけれど夕食が食べられないと我慢、我慢

 

そんな通りの一角にこんなのがありしっかりお詣りしてきました。

つづく


名古屋へ5人旅(1)

2023-03-23 11:04:51 | おでかけ

去年9月松本方面への旅を終え次は何処へ?となり計画しました、名古屋旅。

先ごろその2泊3日の旅を楽しんで来ました

新幹線のひかり号組とこだま号組が名古屋駅に集合

まずは名鉄線に乗り換えて有松絞で有名な有松へ向かいました

有松には10年ほど前来ているのですが忘れている部分が多く情けない

有松は稲作に適さず大した産業もなかった中で東海道を行き来する旅人の土産物として絞り染めが考案され

それが旅人に人気となり尾張藩が有松絞を藩の特産品として保護した事で街道一の名産品となり

有松絞の名が広まり、広重や北斎の浮世絵にも描かれるほど繁盛していたそうです。

その絞りを商った商家の伝統的な建物が立ち並ぶ様子は江戸時代にタイムスリップしたような

雰囲気のある街並みで伝統的建造物保存地区に指定されています

  

中でも有力な商家であった「井桁屋」は今でも絞を商っている現役のお店

主屋の脇に塀、門、土蔵が連なる立派な店構えが豪商ぶりを今に伝えています

 

またちょうど節句人形としてのお役目を終えたお雛様を福を呼ぶ「福よせ人形」と名付けて

町のあちこちに飾られる「福よせ雛」の有松さんぽ道というイベントが行われていました。

地元の幼稚園児の書いた可愛いお雛様も飾られていました

そんなお雛様が屋根の上にもいてびっくり

有松・鳴海絞会では有松絞の歴史やその技法などの説明のビデオを見ました。

絞製品は図案から仕上げまで何行程もあり絞の技法は100種類もあると聞き驚きです。

また館内では絞加工の実演も行われていてその細かな根気のいる作業に目を見張りました。

その実演をしていたのは93歳になるというおばあさんでしたが

その手さばきは年季が入っていてまさに「職人」なのでした。

現在絞の製品は和装のみでなく様々な小物やインテリアなど多岐にわたっていて

すてきなものがいっぱいでしたがお値段は高価でちょっと手が出せませんでした

でもその手間を考えたら妥当なものでしょう。

有松ではマンホールも絞模様でした。

有松を見学した後はなばなの里のイルミネーションを見に

ここへは過去2回来ていますが毎年テーマが変わるので何回見ても新鮮な驚きがあります。

夕方まだイルミネーションの点灯が始まる前には綺麗なお花を堪能

夕焼け雲の下に広がる桜とまだ満開ではないけれどチューリップのコラボが素敵

広いベコニアガーデンがありその中にとても大きくて珍しい花がありました。

フィリピン原産の花だそうでマグニフィカという名がついていましたが覚えられそうもありません

で、和名はというとオオバヤドリノボタンだそうですが和名でも難しいわ

イルミネーションの今年のメインテーマは「天空の船」

光の海に浮かぶ大きな帆掛け船が大海原を進む情景だそうです

広い空間に繰り広げられる光の光景に見とれました

舟に変わってクジラが現れました~

    

↓は光のトンネル、こちらは毎年同じですがいつ見ても素敵な光景でした

 

そして園内にある池に配された水上イルミネーション

この光の流水は近くを流れる;木曽川、揖斐川、長良川をイメージしたものだそうで

周囲のライトアップされた河津桜と建物と相まって幻想的でした。

この後名古屋に戻り駅前のホテルに宿泊

明日は名古屋城と犬山観光です

続く


バスツアーで浜松方面へ行ってきました

2023-03-01 11:15:11 | おでかけ

友人からのお誘いで日帰りバスツアーに行ってきました。

コロナによる行動制限も解かれ旅行支援も出るバスツアーは大型バスが満席の賑わいでした。

行先は浜松方面で浜松の老舗うなぎ屋さんでの昼食というのにも惹かれて参加。一日楽しんで来ました。

でも今回、行く前が大変でした

このツアーの少し前喉が少し痛く鼻みずも出たりと風邪の症状が出て

普段なら風邪かな?で済むところですがコロナの初期症状は風邪と同じと聞きコロナではないよね?と

思いながらも心配になってしまった

風邪薬を飲んで様子を見るも症状は良くならずこのままではバスツアーに参加できるのかと悩み始め

白か黒かはっきりしたいと抗原検査をしてみようと思い、取り扱っている薬局を調べて電話

熱はないものの風邪の症状があるので薬局の対応も厳しくて車から降りずに非接触でのやり取りでキットを購入

ドキドキしながら検査液をたらしたら陰性が出て良かった~~。

その後は安心したのか風邪の症状は急速に改善して、安心してツアー参加できた次第です。

コロナ禍ではおちおち風邪もひいていられない現状を思い知りました

まず最初立ち寄ったのはツアーお決まりのお店へ

行程表にはスイーツパークとあったのでどこやらのお菓子屋さんに寄るのねと思っていたら

この景色

この景色はCMでよく目にしています「うなぎパイ」の春華堂でした

レジはお土産を買い求める長い列が…

私達はうなぎパイならどこででも買えるわねと、列に並ぶのは止めて入ったのがここ

 

綺麗に並んだキッチンセット、さてここはこでしょう?

正解は「トイレ」で左は手洗い、右は個室の中

入り口の大きなテーブルや椅子とともに意表を突くアイデアがいっぱいのお店でした

そしてランチタイムではお待ちかねのうな重を美味しくいただきました

食事の後は浜松城とドラマ館へ

大河ドラマ「どうする家康」が始り誕生の地、岡崎、29歳から45歳までの壮年期を過ごした浜松、

そして生涯を終えた静岡の三か所にドラマ館が出来ています。

ここ浜松はまだプレオープンで会場内は歴代の大河ドラマの中で描かれた家康を中心に展示されていましたが

もうすぐ始まるグランドオープンではドラマで描かれるストーリー展開に合わせた展示に変わるそうです。

経済効果が期待されるドラマ館ですがさてこれからの入館者は?そして浜松に及ぼす経済効果はいかほどでしょうか

表ではご当地ゆるキャラの「家康くん」と「直虎ちゃん」が愛嬌をふりまいていました。

ドラマ館のすぐ上には浜松城があります

ここには以前にも来ていますが当時より賑わっていいるのは早くも大河ドラマ効果でしょうか。

野面積みの石垣が印象的な浜松城

家康が駿府に移った後ここは家康ゆかりの譜代大名がが城主となり幕府の要職についた者が多い事から

「出世城」と呼ばれる城としても有名です

***260年間に25代の城主が誕生し老中5人、大阪城代2人、京都所司代2人、寺社奉行4人***

最後に訪れたのが「小國神社」

ここは浜松近くの周智郡森町にあり大国主命(大黒様)がご祭神で願い事が意のままに叶う神社として

古くから多くの武将や皇族から信仰されてきていて家康が参拝した際に腰かけて休んだとされる石もありました。

また樹齢7~800年と言われる縁結びのご神木「ひょうの木」

石を撫でその手で松の木を撫でると「金運・良縁に恵まれる」とされる「願掛け松」と「金銀石」などのパワースポットなどあり。

*ひようの木はこの木にまつわる↓のような言い伝えにより縁結びの木とされています

(御祭神の大国命がこの木のひようの実を吹いたところその美しい音色に誘われた女神が現れ、契りを結んだ)

そんなスポットを探しながら本殿前まで進み参拝してきました。

1400年の歴史を持つ神社の境内は広大な自然が広がり

春は桜、秋は紅葉、そして花菖蒲の時期には一層多くの人で賑わう神社として有名。

また境内で目を引くのが切り取られた大杉の根株です

樹齢1000年余り周囲9mという大杉でご神木とされていましたが

昭和47年の台風で倒れてしまいここに据え置かれています。

しめ縄が巻かれた姿は霊験あらたかに見えました。

ちなみにここで引いたおみくじは大吉で気分をよくして帰りました


大満足の昼神温泉2連泊ツアー(2)

2022-11-11 10:34:13 | おでかけ

星空に感激した次の日は長野県最南端にある遠山郷の「下栗の里」へ。

標高800~1000m・斜度38度という斜面に畑や家が点在する景色が

オーストリアのチロル地方の景観ににていると「日本のチロル」呼ばれ

南アルプスを望む景観の素晴らしさに「日本の里100選」のひとつにもなっている所です。

また百名山の著書で有名な深田久弥氏が南アルプスを望むこの風景を見て

「下栗ほど美しい平和な山村を私は他に知らない」と絶賛したという景色がです

ここは10年ほど前テレビCMで取り上げられたことにより日本全国に知られる地となったそうですが

そのきっかけは地域住民が集落を見下ろすビューポイントとそこに続く遊歩道を手作りした事が

CMに繋がり今のように絶景スポットとして人気の地となり多くの観光客を呼べるまでになっていて

阿智村の星空ツアーと同じように素晴らしいアイデアが地域活性化に繋がっているなと思った事でした。

 ***

この日の夕食は囲炉裏会席

目の前の囲炉裏でヤマメを焼いたり野菜を焼いたりと珍しい食事を楽しみました。

熱々のヤマメの美味しかった事

最終日の早朝(4:30)にはまた防寒対策をしてヘブンズそのはらにもう一度。

目的はご来光と雲海の見学です。

星空を見た場所よりさらに200mほど標高の高い展望台までリフトで上がり

6時過ぎのご来光を待ちました。天気は晴れという事でご来光は確実でしたが雲海が見られるかどうかは運次第

寒い中雲海も見られることを願いつつ待つこ4~50分、

南アルプスの向こうの空がオレンジ色に染まり始めました

そして太陽がアルプスの山々の間から顔を出す頃には雲海も広がって素晴らしい光景を見られました~~

宿に戻り朝食、その後のお楽しみは中山道の宿場町・馬籠宿、妻籠宿、奈良井宿と3つの宿場を廻ります。

*馬籠宿

  石畳の敷かれた坂道に当時をしのばせる建物が並び江戸時代にタイムスリップさせてくれます

  有名な藤村記念館はずっと以前入ったことがありましたが今回はツアー故の時間制限であきらめ

  辺りを散策するだけだったのが残念。

坂の一番上に有る高札場まで頑張って歩きました。

*妻籠宿

枡形近くにあった屋根の上に石を置いた家が当時をしのばせていました。

妻籠は全国に先駆けて古い町並みの保存運動が始まり町並みを残すため

家や土地を「売らない、貸さない、壊さない」という3原則を作り今も守られているのだそう

写真は妻籠本陣と木曽路ならではの水舟と呼ばれる木をくり抜いて作った水場

周辺にお花の鉢が並んでいるのが花好きの目を引きました

 

*奈良井宿

 全長がおよそ1キロに及ぶという規模の大きな宿場町です

明治時代の道路改修の際主要道路から外れたため昔の街並みがほぼ完全に保存され

宿場時代そのままの旅館や格子造りの家など往時の面影が色濃く残っています。

森林が面積の9割以上を占める木曽地方ならではのお土産は漆器や木工品が多かったですが

そんな中で私は嵩張らない夫婦箸を…

りっぱな水場、当時の旅人もこうした場所でのどを潤したでしょうか

奈良井川にかかる木曽の大橋

地元のヒノキを使用した総ヒノキ造りの太鼓橋は使用した木材で家5,6軒が建つという贅沢な橋でした。

***

 旅の最後の最後ににはビックリすることが・・・

新宿で流れ解散の後、東京駅へ向かう電車の中でツアーも一緒だった方と話をしていて

私が沼津まで帰ると言ったら「あら~うちの夫も沼津の○○です」と

よく聞いたらご実家はなんと我が家の近くらしいのです。この方ご夫婦で参加していて

旦那様はこの電車の中では離れた場所にいて直接お話はできませんでしたが早くに分かっていたらと残念でした。

世の中広いようで狭い、こんな偶然もあるのねとびっくりでした。 


大満足の昼神温泉2連泊ツアー(1) 

2022-11-03 11:24:47 | おでかけ

今回のツアーは星空を見るのが一番の目的でしたが

他にも魅力的な点がいっぱいある大満足のツアーでした

新宿を11時に出発の「あずさ」に乗車し茅野で下車、ここからバスで諏訪大社・上社本宮を参拝

以前訪れた事はありますが忘却の彼方と化していて覚えているのは

社殿前の「御柱」のみという情けなさ

諏訪大社は古事記にも登場する古い歴史があり上社前宮・本宮、下社春宮・秋宮の4社からなる神社

勇壮な御柱祭りの「木落し」は有名です。

その御柱が各宮の四隅に立てられています。.

その一之御柱

神体は後ろに広がる守屋山とされていて本殿がないのが特徴だそう

  祭典や重要な神事を行う幣拝殿

  屋根の苔が黄金色に輝いて美しい

 

↓は布橋入口門横にある第二御柱です

 

布橋と呼ばれていますが橋というより長い廊下でここを渡って神事が行われます

その際床に布を敷いたことから布橋といわれているそう。

重要文化財になっているとっても雰囲気のある廊下

神楽殿にある牛の一枚皮で作られた大太鼓(日本一だそう)

元旦の朝にのみ打たれるそうですがとにかく大きい!どんな音が響くのでしょう

今回は上社・本宮のみの参拝でしたが建物の多くは重要文化財に指定されていて

その価値からも由緒ある神社であることが伺えました。

早めにホテルに入りゆっくり寛ぎました。

普通なら温泉に入る所ですが今夜は寒い星空見学なので湯冷めしたら大変と我慢。

夕食後いよいよ念願の星空ツアーへ出発

山麓駅からロープウェイで15分、ゴンドラに揺られて高低差610mを上がりました。

早くも多くの人が場所取りをしていて私達もよさそうな所にシートを広げました。

 こんな感じ↓

 10月末の1400mの山の上は寒いです。皆防寒対策ばっちりで開始を待っています。

 

いっぱい着込みマフラー、帽子、カイロにアルミの防寒シートで身をくるんでいても

寒かったです。

でもカウントダウンが始まり辺りの照明が一斉に消えると「わぁ~~!」という歓声

皆が見上げる夜空には満天の星空が輝き迎えてくれました。

その星空は今までの寒さも忘れる素晴らしさで大感激

写真は無理だろうと初めからあきらめていたのでありません

なので↓はHPからお借りした写真、こんな風に見えました。

係員の方から星座などの説明を聞きながら星空を見上げている間には

流れ星もいくつか…  念願の星空最高!でした

ナイトツアー終了後宿に帰って浸かったお風呂がまたまた気持ちよかった事

強アルカリ性で「美人の湯」とよばれる泉質のお風呂

お肌もつるつるになって安眠できました。


長野旅その3・善光寺、軽井沢

2022-10-15 16:52:12 | おでかけ

最終日は篠ノ井線に乗って長野方面へ向かいました。

篠ノ井線の姨捨駅周辺からは「日本三大車窓」の一つに数えられている素晴らしい景色を楽しめます。

この辺りの棚田も有名ですが電車からはちょっと無理でした。

実は長野では善光寺とすぐ近くにある東山魁夷で有名な美術館を訪れる予定だったのですが

前日の夜何気なくHPを見たらなんと休館日であることが分かり急遽予定を変更

その日は水曜日、休館は月曜のイメージだったのですが違う所も有りなのねぇとあわてました

それで善光寺の後急遽軽井沢に寄ることにしたのですが

そこで問題発生、チケットは長野から東京までの新幹線をすでに購入済みだったのでどうすればいいの?

駅の窓口でどうしたらよいか聞いたのですがチケットはカードで買ってあったのですがそのカードを持ち合わせていなかったため

何だか変更手続きがややこしいらしく若い駅員さんを悩ませてしまいました

最終的に長野から軽井沢までの特急券を買い足して問題解決となりました

*善光寺

 4月から6月末まで7年に一度の御開帳があり本堂前の「回向柱」に触れてご本尊と繋がりたいと多くの参拝客でにぎわった様子を

 テレビで見ていました。今はそれが嘘のようです

回向柱の上部には読めない梵字が書かれていてそれは仏教で宇宙を意味する

「空、風、火、水、地」を表わすものだそう。

ご本尊と繋ぐ綱はすでになくご利益は少ないかもしれないけれどしっかり触ってきました

以前訪れたのはツアーだったのであまり時間がなくスルーしたところが多かったので今回はくまなく廻り

山門にも上がってみました。

2階には山門の本尊の文殊菩薩像とその四方を守る四天王像などが祀られています。

ここに掲げられた「善光寺」の額は文字の中に鳩が描かれている事でも有名ですね

 

周りを周回することができ、高さが20mという事で参道の向こうに広がる長野市街も良く見えました

高い位置から見下ろした本堂

お戒壇巡りはコロナ禍で中止かと思っていたら再開されていたのでこちらもやってみました。

真っ暗な道を手探りで進み途中にある「極楽の錠前」と言われる鍵がありこれに触れるとご本尊と縁が結ばれ極楽へ行けるということですが

真っ暗闇を必死で歩いていたので鍵に触れたかどうか覚えがない

実際にかかる時間は5分程度だそうですが真っ暗な中での歩みはそれ以上に感じられました。

その後境内をゆっくり見学して廻り参道へ出たら何だか人だかりが・・・

何かと見ると「ブラタモリ」の撮影中で生タモリさんを見る

スタッフ20人ほどがガードしておりスマホを向ける人達に撮影はしないでくださいを連呼していました

お昼はもちろんおそば、新そばのとろろそばが美味しかった事

*軽井沢

軽井沢では千住博さんの美術館に行くつもり。

美術館までは駅から距離があるのでタクシーでで行こうとしたのですが

5人なので普通は2台に分かれて乗らなければならない所ですがここでまたまた「怖いものなし」で

運転手さんと交渉して無理やり1台に乗り込む強引さを発揮してしまった

ノリの良い運転者で良かったですがお巡りさんに見つかったら大変でした

館内に入るとおしゃれな空間が広がっていてとってもいい雰囲気で絵を見る前に

自然と溶け込んだ建物に魅了されました。

  

千住さんの滝をモチーフにした作品「WaterFall」は以前テレビで見たことがありましたが実物の迫力はすごかった

↓は約23mもある大作に光による表現を加えた作品

日本画の域を超えた現代アートそのものでもあるとの説明にうなずいたwater fall

幻想的な空間に引き込まれながらいつまでも眺めていられそう

軽井沢の雰囲気に良くマッチした素敵な美術館でゆったりと観賞した後帰りはバスで駅を目指しました

このバスがあちこち廻る循環バスだったので知らない軽井沢をも堪能でき、なおかついっぱい乗った割に

運賃は100也でなんだか得した気分

駅前のショッピングモールでお茶などして帰途に着き

一番遠くまで帰る私は9時半ごろ無事帰宅でした。


長野旅その2・安曇野

2022-10-10 13:35:34 | おでかけ

2日目は安曇野へ

松本から安曇野の最寄り駅穂高迄はJR大糸線で・・・

この日はちょうど穂高神社の「お船祭り」の日に当たっていて駅前に船をかたどった山車が飾られていてラッキー

山車は大小5艘ありそれぞれの船は歴史上の名場面や人形で飾り付けられるのだそう

私達が見たのは富士川の合戦の船でした。

このような山車が各町内を回って穂高神社に集まり神社の境内でその船体をぶつけ合う勇壮な祭りらしいのですが

残念ながら時間が合わずそれは見る事が出来ませんでした。

でも山の中にある安曇野で何故舟?でしたがその昔北九州を中心に海運で大陸との交流などで栄えた「安曇族」が

この地に移り住んだことからこのような祭りがおこなわれている理由との事でした。

屋台のお店が並んだ穂高神社でお祭り気分を味わったあと次の目的地・東光寺を目指しました。

ここで問題発生、ネットでは紹介されているにもかかわらず観光マップにも載っておらず

地元の人に尋ねてもあまりよくわからず苦労してたどりついたお寺の門前には

こんな大きな鉄製の赤い下駄がで~んと。

この下駄は「吉祥仁王様の下駄」と呼ばれこの下駄をはくと願いごとがかなえられると言われているそう。

で、早速。これが結構高くてちょっと怖かった

仁王様と双体道祖神の顔出しパネルでも遊んじゃいました。

 

安曇には多くの道祖神がありその数400以上もあってその数は一つの市町で日本一だとか。

なるほど歩いているとあちこちで道祖神が目につきました。

東光寺のすぐ近くには松本藩のお殿様が狩などでお出かけの際使われた屋敷で

安曇野市の有形文化財に指定されている等々力家があります

残念ながら今は見学できないという事で中に入ることはできませんでしたが

その長屋門が立派なお屋敷を想像させました。

さあ、ここからわさび農場まで行くのですがちょうどこの目に前にバス停があって

時間を見たらあと15分くらいでバスが来るわよとバスを待つことに

でも待てど暮らせどバスは来ず

しびれを切らして友の一人がそこに書いてあったバス会社に電話してみたら

シーズンオフの今は運行を中止していますですって

5人もいると性格もそれぞれでこうした事には黙っていない性分の彼女

「それなら運行中止の旨をきちんと書いておいてください」って言っておいたわ

しかたないのでそこから歩くことに

30分近く歩いたでしょうか、

以前のNHKの朝ドラ「おひさま」のロケ地となり「おひさまロード」と名付けられた道

山に向かって何処までも続くような道の両側には黄金色に輝く稲穂…

見るだけなら良い景色ですが暑い中ここを歩くのは厳しいものがあり

私は歩くのにそれほど抵抗はなかったですが足の悪い友もいて難儀のようでした

真ん中あたりの二つの黒い影は遅れている二人

そしてやっとたどり着いたわさび農場ではわさび御膳のランチを・・・

生わさびをすってご飯に載せ食べるのはよくテレビなどで見ていますが初体験

結構辛い!でも美味しかった

そしてここでは絶対食べると決めていたわさびソフトもしっかり食し皆満足、満足

綺麗な水が流れる川をボートで廻れると聞いていましたが

これも時期外れで今はもうやっていないとの事でまたまた残念。

場内のわさび田は日差し除けのための黒い寒冷紗が掛けられていて綺麗な緑の畝は見られませんでした

これもあと数日で外されるとか、なんだか今回は残念が多い事

それでも静かな水辺の景色は何とも言えず美しく

 

赤とんぼが群れて飛ぶ様にゆったりとした気分を味わいました

水辺の草に停まった一匹をパチリ(ちょっとボケてますが

この日はまた松本に戻り駅前のビジネスホテルにそれぞれシングルの部屋を。

友人との旅行でこういう泊まり方も案外いいものだという事を以前の旅で知り今回も。

なので夕食は外で、どこで何を?と考えていた時「魚〇」の看板が。

約1名を除いて居酒屋未経験者ばかりでしたが皆で料理をシェアでき少しずついろんなものが食べれて

良いわねと居酒屋デビューは好印象でした。

翌日は篠ノ井線で善光寺へ。


長野旅その1・松本

2022-10-04 22:22:37 | おでかけ

仲良し5人組で長野を旅してきました。

おばちゃん?いえおばあちゃん5人の怖いものなしの楽しい旅でした。

5人が住んでいる所があちこちなのであずさ13号の車内が集合場所。

コロナ禍にもかかわらず結構混んでいるのにちょっと驚き、みんなもう我慢の限界なのねぇでした。

松本に着いてまずはおそばで腹ごしらえ市内の観光開始です。

多分あっちへいけばいいのよとうろ覚えの道をお城を目指して歩き、余計な回り道もしてしまったけれど無事到着

現存する日本最古の五重の天守のお城の黒い姿が美しい         

 

 チケットを買って庭園内に入ると先程とはまた違った姿の城が・・・

 マスコットキャラの「アルプちゃん」がお出迎え

 

本丸庭園には松本城にゆかりの武将などの装束をまとった「おもてなし隊」が日替わりで登場

こうした人との撮影にはお金が必要な所もですがここでは純粋の「おもてなし」で一緒に写真に納まってくれたりします

早速ノリの良い友人がポーズしました。

お城の天守への階段はどこも狭く急ですがここはまた一段と急でした.

階段の数は140段、最大斜度は61度だそう

でも階段の各所には警備係がいて安全をサポートしてくれていて高齢者には有難かったです。

たまに足を踏みはずして転倒する人もあるそうでその時は救急車とはしご車が駆け付け

天守の窓枠を外してそこからクレーンで運ばれるんだとか、そんなことになったら大変と一層気をつけました

最上階の天井には月待信仰による「二十六夜神」が祀られているのも珍しかったです

この神様のお陰で災害からも逃れ城が残っていると言われ大切に扱われているそう。

    

*四柱神社(よはしらじんじゃ)

 

天之御中主神、高皇産霊神、神皇産霊神、天照大御神という四つの神様が祀られていて

願いのすべてを叶えてくれると言われるパワースポットです

まとめて願いを聞いてくれるという事でちょっと欲張ってお願いしてしまいました

 

*時計博物館

古時計の研究者であり技術者でもあった本田親蔵氏が生涯をかけて集めた時計のコレクションの寄贈が元になり

国内外の珍しい時計がずらりとならぶ館内

常設の110点ほどある時計は全て動いているというものすごい!

   パンフレットから

 

時代による時計の進化などの様子も興味深かったです

泊りは松本の奥座敷と言われる浅間温泉へ

美味しいお料理を食べ温泉に浸かって極楽極楽、夜が更けるまでおしゃべりの花を咲かせました。