今年の5月で結婚50年を迎えました。
50年は長い年月ですが振り返ればあっという間に過ぎた感があります
おかげさまで大したトラブルもなく幸せに過ごせた50年でした。
そんな記念の年、コロナの心配は消えたわけではありませんが北海道旅行のツアーに申し込み、出かけてきました。
礼文・利尻、層雲峡、富.良野などを廻る旅です
集合は千歳空港、驚いたのは熊本、広島、神戸、松本、仙台など日本中から集まった30名で
添乗員さん曰く「オールジャパン]のツアーでした。
この前知床の遊覧船事故があったばかりなので友人達からは舟には乗るの?大丈夫?と心配されましたが
島へのフェリーは安定感のある大きな船で何の問題もなしでした
礼文島と言えばお花の宝庫で知られますがこの時期咲き乱れるお花にはちょっと早いのが残念でした。
でもここでしか見られないレブンアツモリソウには出会えました!可愛い~~
その他ハクサンチドリ、ミヤマオダマキ、レブンコザクラソウ、オオバナエンレイソウ、クロユリ
ヒトリシズカ、ウルップソウ、キジムシロ、センダイハギ等々数えきれないお花達を見る事が出来ました
写真は👆のお花全部ではありませんが今回出会ったお花達を纏めてみました
緯度の高い礼文島では海抜0メートルでもこれらの高山植物が咲き花の浮島と呼ばれる所以だそうです。
礼文島最北端の岬
最果ての岬にふさわしく?岬の先端には岩場が広がり荒々しい日本海の荒波が打ち寄せる地で
風が強く以前訪れた青森の竜飛岬の風景をおもいだしました。
目の前にはトド島という島がありトドがやってくるのでしょうかお土産売り場にはトドの肉も
フェリーに40分ほど乗り利尻島へ移動
ここでは何と言っても利尻山(利尻富士)のインパクトが大でした
バスで島を一周しましたが移動するごとに姿を変えた美しい姿を見る事ができました。
島の北部にある姫沼では湖面に写る逆さ利尻富士が絶景だそう
この日はかろうじてそれらしき姿が見られました。
南東に下ったオタトマリ沼からは雲がかかり始めましたが何とか見えました
そして最南端の千法志御崎では海へと続く稜線が見事でした。
海岸は利尻島が噴火した際流れ出た溶岩が奇岩を形作くった風景が続いていました
礼文・利尻を離れた後は稚内に戻り宗谷岬へ
↑のスコトン岬も以前は最北端を名乗っていたらしいですが詳しい測量の結果わずかに宗谷岬の方が北に位置することが判明し
それからは区別のため「最北限」と名乗り「最北端」を名乗るのはここ宗谷岬という事だそう。
なのでここでは灯台、駐在所、郵便局に始まり何から何まで、トイレにまで「最北端」がついていてちょっと笑えました。
宗谷岬を南下すると広がるのは日本海に変わってオホーツクの海
イメージと違って穏やかな青い海が広がる景色がきれい
この日は層雲峡泊り、流星の滝・銀河の滝を見学してお宿へ
二つの滝は雪解け水を集めて水量が多く見事でした。
そして最終日は美瑛・富良野を巡って千歳空港へ。
今回はまだ時期が早くきれいなパッチワークの丘も色とりどりのお花畑も見られませんでしたが
きれいな大雪山は車窓から望むことができ良かったです。
富良野の休憩地では雲がかかってしまってはいたけれど十勝岳を望むこんな景色も
*紫の花をラベンダーに見立てて以前見た景色を思い出しつつ眺めました
*パッチワークの丘もただいま準備中でした
最終日は天気の崩れが予想されていましたが移動中は何とかもってくれ
千歳空港に着く手前から豪雨に見舞われましたが濡れることなくラッキーでした
記念旅はこれから先も仲良く暮らせますようにとの思いを持って締めくくりました。