笑顔浴

優しい時間

バリアフリー

2009年03月26日 | Weblog
坂井直樹氏らのチームは、
視覚障害者のための画期的な「杖」を開発中らしいですね。
杖に内蔵するマイクやカメラ、通信・通話機能、各種センサーで
①「杖のグリップを振動させて危険を知らせる」
②「黄色いタイルや横断歩道の白線を認知し、振動で通知する」
③「極小コンピュータの装備とともに、床の材質などの情報を認知する」
④「グリップの握りかたにより、ユーザーの疲労や異常を検知する」
 等、目の代わりに情報をキャッチできる杖。

ハード面のバリアフリーはどんどん進んでいます。
パソコンの文字を点字で印刷できるもの。
音声での案内表示。
目や口のかすかな動きに反応して声として発音するもの。
車いすも画期的に進歩していて、コンパクト&高性能の新型が現れました。

大きな駅にはエレベーターが設置され、
バスも電車も乗り降りのステップが低くなり、とても助かっています。
車いすを乗り降りさせるために90度ドアを開くことができる駐車場も
多くなり、別府温泉には身体をつり上げる昇降機がある宿泊施設もあるそうです。
本当にありがたいことです。

ソフト面のバリアフリーはどうでしょう。
階段で「荷物をもちましょうか?」と声をかけてもらいました。
ホームで「エレベーターがこの先にありますよ」と教えてもらいました。
買い物に行くとエレベーターの「開ボタン」を押し続けてくれる園児もいました。
歩道にはみ出す駐輪をやめようと呼びかける高校生を見かけたり
小中学生のヘルプに感謝することもしばしばあります。
本当にありがたいことです。

高性能な機械や設備が整い、人々の精神的な支援が得られたら
乳幼児 妊婦 高齢者 障害者が暮らしやすい街になることでしょう。
「赤ちゃん」と「お年寄り」は誰もが経験しますから
みんなに優しい街になりますね。

さて、家の中でもバリアフリーが進んでいます。
手すりや段差をなくす改築や
思いやりのコミュニケーションで
暮らしやすい家庭となりますように。


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