バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

ワイヤーの巻き方

2011年09月06日 | リード組み立て
最近、というか以前から気になっていたことがある。ワイヤーの締め方によるリードのゆがみだ。

第1ワイヤーを巻くときに引っ張った方向に力が加わるため、ワイヤーをねじるのとは反対側のケーンの方に湾曲する力が強く働き、上下のブレードが均等に押し合わなくなる。言葉で説明するとややこしいが、写真のプッペもわずかに両端が下に下がっている。つまり、上のブレードの方がより湾曲しているために張りが強くなっている。



このまま上下を均等に削っていくと、第1ワイヤーのねじり側のブレードが反対側のブレードに押されてきれいな開きにならないことがある。極端に言うと、かまぼこの断面のように直線側を下にしてカーブの方を上にしたような開きになってしまう。

できるだけそれを緩和するためには、組み立て時に第1ワイヤーは巻かない方がいいかもしれない。以前はそうしていたのだが、最近は第1ワイヤーまで巻いている。次回から、もとの作り方に戻そうと思う。前は、第1ワイヤーを最後に巻くのはきつく巻きすぎないためだと思っていたが、そうではなく組み立て時に不均等でリードを変形させないためのような気がする。

ワイヤーを均等の力で巻く方法は、以前ある方から聞いたことがある。リードを固定した上で、ワイヤーの両端をそれぞれにひっぱりながら巻くようだ。しかし、現在の私の組み立て方ではその方法は難しいし、手間がかかる。

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