バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

陶酔

2010年02月04日 | 日記
今日は疲れていたので1時間ほど練習して終わり。最近はどうも眼が疲れてしかたがない。音符に目がついていかないというか、ぱっと見たときに一瞬何の音か迷ってしまうことがある。以前は、その小節を吹きながら、その先の小節が目に入って読めていたのが、最近はそれが難しくなってきた。特に集中できていないときは、吹いている箇所しか目に入っていない。うーん、これも老化現象なのか…。

集中といえば、指揮者の方が練習を始める前に「日常の生活から早く音楽の世界へ気持ちを切り換えてください」とよくおっしゃられる。この切り替えが上手くできると、練習も楽しいし、集中もできる。

そういえば、国文学の先生が「文学は少し陶酔していないとできない」というような意味のことをおっしゃっていた。文学のその世界に浸るというか、自分に酔うというか、そんな感じなのだと思う。それを聞いたとき、そうか研究者の方でさえそうなのだから、文学にしろ音楽にしろ「その世界に陶酔する」ことが大切なのだと、妙に納得した。冷静さは必要だろうが、冷めていてはだめなのだ。熱くならねば。
コメント
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