バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

先端の幅

2010年02月15日 | リード
今日も午前中に1本削る。



今日試してみたことは、先端の幅を14㎜で作ること。ここ1年くらいは先端の幅は15㎜で作ることが多く、狭めても14.5㎜だった。1年以上前に作ったリードで調子のよいものが14㎜で、ここ数日で作ったリードはそれに近づけようと14.5㎜で作っていたが、あと0.5㎜をせばめることを躊躇していた。

先端の幅が15㎜と14㎜では見た目も全然違う。もとのシェイパーは同じなので15㎜のリードをコピー機で縮小したようにまったく同じ形にする、というわけにはいかず、先端を狭めると形が変わってくる。サイドのラインが先端にいくにつれて直線で広がっていくのではなく、少し両サイドが並行に近くなるような形になる。

考えてみれば、リードを作り始めた当初はこの形だった。このごろは水に浸した状態でシェイパーをかけるのと15㎜にしたことで、先端の幅は以前ほどヤスリで狭くしなくてもよくなり、サイドラインはほぼシェイパーのラインのままのことが多い。

先端の幅というか、ブレードの根元の幅と先端の幅の差が、音色や吹奏感に多分に影響を与えていると思う。体感だと、その差が大きいほどパワフルというかバリバリ感が増し、差が小さいとパワフル感はなくなるが音色がまとまるような気がする。このあたりは、もう少し何本か作って試してみたい。
コメント
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