バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

ボーカルの割れ・続報

2010年02月22日 | ボーカル
詳細はまた後日。とした話題が多いので、忘れないうちに一つずつ記録。

まずは、先日ヘッケル社に送った、割れたボーカルについてのヘッケル社からの回答。「技術的にチェックしたところ、楽器に装着する際に負荷がかかり過ぎて継ぎ目が割れたのではないか。なので使用した人の責任であって、当社では保証できない。また、D(金属の薄い)のボーカルのため、修理ができない(しない)。本当に残念です」(概略)、とのメールが届いた。

使った人の責任だと言われればそれまでだが、多かれ少なかれ楽器に装着するときは負荷がかかるものだし、古いボーカルで金属が劣化していたというわけではなく、使い始めて一ヶ月も経ってないのだから(たぶん数回の使用)、まったくボーカルそのものに問題がなかったとは思えない。しかし、ヘッケル社からそういう回答がきてしまった以上、もうこれ以上は何を言っても無駄なので、ボーカルを送り返してもらうことにした。

善くも悪くも「世界のヘッケル」なのだと再認識。代理店を通さずに直接購入できるのもその証なのだし、購入した製品に当たりはずれがあっても購入者の責任なのである。今回のことで、ヘッケルのボーカルについては、そういうものだ(はずれに当たっても購入者の責任)だと理解した。

さて、そのボーカルをどうするかは持ち主次第なのだが、私が釼持バスーンワークスの釼持さんに相談したところ、修理は可能だがもとのキャラクターとまったく同じ(良し悪しではなく)には戻らないだろう、とのこと。また、特別なボーカルでなければ修理でなく、新しいものを探すのも一つの選択肢だとアドバイスをいただいた。

持ち主ご本人にその旨を伝えたところ、かなりがっかりされた様子。それはそうだ決して安い買い物ではない。どんな形であれ、せっかく購入したのだから修理の方向で検討されるだろう。
コメント
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