バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

虫歯・14㎜リード

2010年02月16日 | リード
一ヶ月ほど前から、奥歯に違和感があり舌の先で探ってみると小さな穴があいているようだ。痛くもないのでほっておいたが、食事の後なのど食べもののカスが詰まるし、このごろはちょっとムズムズするような感じもあって、歯医者に行くことにした。歯医者に行くのは3年ぶりくらいだろうか。

「これは親不知の虫歯ですねー。ちょっと深くなってて削り直しだけではだめかもしれませんね」。ということでレントゲンを撮った。「うーん、やっぱり神経までいってそうですね」。そのあと、詰めてあった金属をはずして確認。「あー、これは削り直しだけではだめ。神経もやらないと」。と、そのまま処置にはいる。

演奏会直前だし、ちょっと見てもらって処置が必要なら演奏会がおわったあとやろうと思っていたので、この急展開にはちょっとびびった。

「麻酔打ちますよ。ちょっとチクッとします」。麻酔がきいたあと、グィングィン削られている、それから神経を取っているのか何なのか分からないが、ガシガシと何かを取っている様子。昨日はそこまでで仮の詰め物をして帰宅。口の中がずっと消毒液の味と匂いがしている。

楽器を吹くのには支障がないだろうか、と麻酔がきれたあとに楽器を吹いてみたが、問題はなさそうだ。今週演奏会本番までに何回か通院しなければならない。何もなくても定期的に歯医者に行くんだったと後悔しても後の祭り。金管奏者ほどではないにしても、口の中の状態は管楽器を吹くためには常にメンテナンスしなければならないと、実感。この先長く楽器を吹き続けるためにもこれからはまめに歯医者に通うことにしよう。

それはそれとして、先日何本か削ったリードで先端の幅による音色や吹奏感の違いを試してみた。幅が14.5~15㎜のリードをまずそのまま吹いてみて音色と吹奏感を確認し、先端の幅だけを14㎜にして、その違いをチェックする。

実際の音は第三者に聴いてもらわないと分からないが(今度実験するときは実験してみよう)、体感として、音色は落ち着いてまとまる。言い方を替えればパワーが落ち大人しくなる。バリバリ感のあったリードはバリバリ感が減少する。軽めの響きになる。吹奏感としては、抵抗が減った感じ。低音域は息が入りにくくなり、音量と響きも減少。逆に高音域は吹きやすくなる。ピッチは若干高めになる。

しばらくの間先端幅14㎜のリードを作ることにして、その削り順などのレシピを書き残しておいた。いずれまたブログにも記録しておくことにしよう。
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