バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

バランサー

2009年11月22日 | 楽器
アドラーを吹き始めてそろそろ一週間になり、初日に比べるとだいぶ慣れてきた。

リードもまだ多少重いものが多いが、慎重に軽くしていくことにした。この楽器はリードの性格がストレートに音に出てしまうので気をつけなくてはいけない。ボーカルはヘッケルBDがやはり一番良い感じだが、一点気になるのは上のDの音。ピュヒナーにつけたときもそうだったが、Dがひっくり返った感じでうまく当たらないことがある。リードとの相性だと思われるので、ここが上手く出るリードを本番までに用意したい。

アドラーにはこの価格にしてバランサーが標準装備されている。今までバランサーは使ったことがなかったので、初めての体験だ。アドラーは私のピュヒナーよりも少し重い。管も少し太いので左手がけっこう大変だった。バランサーを使うとだいぶ負担が減る。最初はバランサーの一番下の穴にフックして使っていたが、昨晩、もう少し上の穴だとどうだろうかと思い、上から2番目の穴で使ってみた。

おお、これはだいぶ左手が楽になる。左手への加重が減ったことで、指の動きも楽になった。と、同時に音の鳴り方も変わった感じがする。たぶん、聴いている人には分からないぐらいかと思うが、音の自由度が増した感じだ。おそらく、どこかにかかっていた変な力が抜けたのかもしれない。やはり楽器の構え方は大事だと再認識した。
コメント
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