バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

ボーカルに迷う

2009年11月19日 | ボーカル
昨日削った3本のうち使えそうなものは1本だった。削りすぎたと思ったリードはやはり削りすぎだ。

昨晩も、アドラーに合うリードの調整を中心に練習をした。吹き始めの30分くらいは楽器もリードも鳴らずになかなか厳しい。キーを押す感じもピュヒナーと違うのでまだ十分に慣れない。ピュヒナーは調整をしていることもあって、キーアクショは軽く無理がない。アドラーも決して悪くはないのだが、キーの押す感触が深い。深く強めに押さないと音が出ない。特に右手も左手も親指関係のキーはそんな感じだ。なので吹いていてすごく肩がこってくる。まぁ、仕方のないことだがいずれ何とかしようと思う。

リードについては、ふと思いついたことがあり、それを試した。故田中先生が市販用に作られていたリードの残りがまだ手元に何本かあり、それらのリードはけっこう振動が多いリードなので、それがアドラーに合うのではないかと思った。案の定、自分のリードに比べて音量も出るし音色もよい。アドラーを吹くのはとりあえず年内だけの予定なので、そのリードを使うことにしようとも考える。

リードを取っかえ引っかえ試してみているうちに、ヤマハPを使うことに決めたボーカルももう一度色々と吹いてみたくなった。最初はヘッケルBD1。あれ、こんなに高音域が吹きにくかったかなぁ、と思いつつしばらく吹いていたが、よく見るとCC1 だった。前回吹き比べをしたときに間違えてケース入れてしまったみたいだ。気を取り直してBD1 を吹く。ほぅ、やはり息がすんなり入っていて吹きやすい。うーん、これはヤマPよりもこっちの方がよいか。

続いてBVCD1。うー、やっぱりこれが一番吹きやすい。息の入り方や音ののびが全然違う。やはりボーカルは重要だということを再認識する。楽器が本来持っている音色はあると思うが、ボーカルはその吹奏感をまったく変えてしまう。そんなことを考えると、リードは楽器に合わせて調整するというよりも、ボーカルに合わせて調整するものか、とも思える。

しかしBVCD1を使いたいところだが、このボーカルは楽器と一緒に調整に出すつもりでいるからいかんともしがたい。となるとヤマPとBDの一騎討ちとなる。明日のオケの練習で出陣できるのはどちらのボーカルか! 今夜その結果が出される。
コメント
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