ウォーター・チューブ

今月末あたりから楽器の調整と改造を予定している。今回は、チューブをウォーターチューブに変更してもらうつもりだ。

現在のピュヒナー・アルテベルト(ノナカ仕様)は最初からウォーターチューブなのだが、私の楽器はそれ以前のものなので、チューブが内側に突出していない。そのため、トーンホールに水が溜まり、ブツブツ雑音が入ったり、音が引っかかったりすることがたまにある。いつもはハンカチなどでこまめに吸い取るようにしているが、どうも気になるのでウォーターチューブにすることにした。

内側にチューブが出ると、それだけで音質や吹奏感が変わるといわれることもあり、ずいぶん迷ったが、良い方向に変わることもあるということで、思い切ってやることにした。

あとは、チューブの材質をどうするか。現在はエボナイトだが銀にするかどうか。これも材質によって音質がずいぶんと変わるということなので最近まで悩んだが、銀にしてもらう方向で相談するつもりになった。貴金属の値上がりで銀にすると費用が高くなるのだが、それもまたしかたないし、思い切らないといけない。