ホトケの顔も三度まで

ノンフィクション作家、探検家角幡唯介のブログ

チケット完売。18日にも別のイベントあります

2016年09月05日 21時01分17秒 | お知らせ
9日に新潮社のラカグでやるイベントですが、なんと、なーんと、90席すべてが完売したとのこ。

ビックリポンとはこのことである。

参加費2000円なので、まあ、せいぜい30~40人というところかなぁと思っていたのだが、90席とは前代未聞の人数である。アマゾンで頓珍漢なレビューがあがっていて頭にきたが、自分としは『アグルーカ』を上回る深いテーマで書けたと思っているので、この作品に込めた熱気が伝わったのかと思うと率直に嬉しい。この前、担当の今泉さんと何を話したらいいですかねぇと相談したところ、完全にまな板のコイでいいんじゃないですかと言われたので、進行は藤原さんにお任せして、聞かれたことに素直に答えることにしよう。

さて、このイベントに参加できなかった人のために朗報です。18日にまた『漂流』絡みでトークショーを開きます。聞き手はライターの川内イオさん。こちらも取材中の裏話や苦労話、この作品に込めた思いなどを語りたいと思います。

以下、告知です。

-----------------------

〈探検家・角幡唯介さんトークイベント「『漂流』で描きたかったこと、描かかなったこと〉


今年8月、ある漁師の波乱に満ちた人生を中心に、海洋民の生き様を描いた渾身の長編ノンフィクション『漂流』を発売した探検家、作家の角幡唯介さんのトークイベントです。

角幡さんは探検家、ノンフィクション作家として『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』(開高健ノンフィクション賞などを受賞)でチベットの前人未到の秘境を単独で調査し、『雪男は向こうからやってきた』(新田次郎文学賞受賞)ではヒマラヤで雪男を捜索するなど常に未知の世界に挑んできました。

自らの足で北極1600キロを踏破した『アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極』で講談社ノンフィクション賞を受賞した後、4年ぶりとなる本格ノンフィクションとなるのが、初めて海をテーマにした『漂流』です。今回の主人公は、かつて37日間も太平洋を漂流し、奇跡の生還を遂げた沖縄のマグロ漁師です。

沖縄、グアム、パラオ、フィリピンなどで現地取材を重ねた角幡さんに、普段はなかなか知ることができない本に書かれなかったエピソードや取材の裏話についてお話して頂きます。取材時に撮影した動画も公開されるかも!?
『漂流』を掘り下げながら、角幡さんの探検家としての人生にも触れられる90分!
この機会にぜひ!

<日時>
2016年9月18日(日)16:00~17:30(15時30分開場)

<入場料>
1,000円(前売券)
1,200円(当日券)

<会場>
DESCENTE SHOP TOKYO BOOKS

※原宿駅の目の前です。
http://www.descente.jp/shoptokyo/access/
-----------------------
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 南会津漂泊 | トップ | 重版しないかな~ »
最新の画像もっと見る

お知らせ」カテゴリの最新記事