ホトケの顔も三度まで

ノンフィクション作家、探検家角幡唯介のブログ

『極夜行』関連イベント情報

2018年01月20日 16時29分30秒 | お知らせ
2月9日の新作『極夜行』に関連してトークイベントがいくつか開かれます。

①角幡唯介が語る「僕と愛犬ウヤミリックの極夜の探検」

あらゆるノンフィクション賞を受賞している探検家の角幡唯介さんの、4年にわたる壮大な旅が完結、単行本となって皆さんにお届けする日が来ました。
角幡さんの人生をかけた新しいテーマは、「極夜」でした。極夜とは、冬の極地における太陽の昇らない長い期間のことです。探検家にとって未知の空間を見つけることが困難となったいま、極夜を数カ月旅することは、まだ誰も成し遂げていない“未知”の部分だったのです。
 角幡さんは、そこに行って太陽を見ない数カ月を過ごした時、自分が何を思い、どのように変化するのを経験したかった。シオラパルクという世界最北の小さな村に暮らす人々に助けてもらいながら準備をし、ひとりで数十キロの橇を引いて探検に出ました。相棒となる犬、ウヤミリックを一匹連れて。
 今回のトークショーは、2014年1月に出会ったウヤミリックとの話がテーマです。しつけに苦労しながらも愛情が芽生え、毎年ウヤミリックと旅をしました。深い愛があっても、非常事態では予想もしなかった感情が角幡さんに芽生えました。本作のキーとなる部分です。ウヤミリックとの旅の映像を見ながら“楽しい”お話をしていただける予定です。

申し込み https://peatix.com/event/343034?lang=ja

日時:2月9日(金) 19時~21時 (18時30分会場)
場所:文藝春秋西館地下ホール
入場料:2000円

当日書籍の販売をいたします。

②探検家・角幡唯介さん『極夜行』刊行記念トークイベント 「80日間の暗黒世界で見たもの、感じたこと」

探検家、ノンフィクション作家・角幡唯介さんが2016年12月から80日間、冬の北極圏で一日中太陽が昇らない暗闇の世界「極夜」を旅した様子を克明に記した最新刊『極夜行』(2月9日発売)の刊行記念トークイベントです。
『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』ではチベットの前人未到の秘境を単独で調査し、『雪男は向こうからやってきた』ではヒマラヤで雪男を捜索。
『アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極』では自らの足で北極1600キロを踏破し、初めて海をテーマにした『漂流』ではマグロ漁船に乗船するなど、これまで常に未知の世界に挑んできた角幡さん。
今回の探検では、足掛け4年を準備に費やし、GPSを持たず、一匹の犬を相棒に雪と氷に閉ざされた暗黒世界へ踏み出しました。アクシデントが続き、命の危険も迫る80日間の極夜探検のなかで、角幡さんは何を見て、どんなことを感じていたのでしょうか。
本に書かれなかったエピソードに加えて、これまでの探検との違いとはなにか、探検を終えて1年が経ち自身はどう変容したのか、次の目的地はもう決まっているのかなどなどを伺います。角幡ファン必見の90分!

<日時>
2018年2月10日(土)17:00~18:30(16時30分開場)
<入場料>
1,000円(前売券)
1,200円(当日券)
※当日券は会場にて販売いたします。前売券が完売の場合は、立見席でのご案内が可能です。ただし、立見席も数に限りがございますので事前にご確認ください。

<会場>
DESCENTE SHOP TOKYO BOOKS
※会場にお手洗いはございませんので、ご了承ください。

申し込み http://www.descente.jp/shoptokyo/event96/
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