講談社ノンフィクション賞受賞しました

	アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極
	クリエーター情報なし
	集英社

アグルーカが今年の講談社ノンフィクション賞に決まりました。お世話になりました皆様、また本を読んでくれた方々、応援していただいた方々、一緒に旅をしてくれた荻田君、その他支えてくださった皆様方のおかげです。どうもありがとうございます！

自分としてはこの本が一番面白い出来だと思っていたのですが、その割には一番売れない本だったので、その分非常にうれしいです。それに今回は探検部の先輩の高野秀行さんの『謎の独立国家ソマリランド』との同時受賞。それもよかった。

読んでいない方、これを機会にぜひアマゾンのボタンをぽちっとおしてください。

太陽は昇らない

	オール讀物 2013年 08月号 [雑誌]
	クリエーター情報なし
	文藝春秋

文藝春秋の文芸誌「オール読物」８月号から新連載「太陽が昇らない」が始まります。

昨年の北極圏の旅を書いたものです。連載は４回予定してますが、冬の北極の旅は始まったばかりで、来年も再来年も続ける予定なので、次につづくような形で完結してます。

今のところの予定では来年の旅が終わったら、今回の続きという形でその分を連載し、再来年の旅が終わったら、またその旅を連載し、という三年計画の連載です。言ってみれば、三年がかりの旅を同時進行的にドキュメントするという、自分としては新たな試みで、最終的にどう決着するのか分かりません。その分、やっていて非常に楽しみな連載だし、個人的には傑作の予感がぷんぷんしてます（これは、いつものことなんですが……）。

傑作になるかどうかは三年後まで分かりませんが、今年のぶんはぜひ読んでみてください。

新連載のお知らせ ビーパル

	BEーPAL (ビーパル) 2013年 08月号 [雑誌]
	クリエーター情報なし
	小学館

先日もお伝えしたビーパルの新連載が８月号から始まります。「探検家カクハタのエベレストには登らない」というタイトルです。
今日、見本が届きました。連載のタイトルのロゴの下に、僕の似顔絵のイラストがありますが、どういうわけか頭からカリブーの角が生えています。知らない人が見たら、ああ、この人は人間とカリブーの間に生まれたカリブー人なんだな、と思われたら困るので一応お断りしておきますが、私は純粋な人間で、カリブー人ではありません。頭に角は生えていないので、宜しくお願いします。

朝日の書評もこのところ毎週のように掲載されていました（書き溜めていた原稿がすべて使われてしまい、ストックがなくなってしまった）。

こちらからご覧になれます。
http://book.asahi.com/reviews/reviewer/1607.html

「星星峡」新連載お知らせ

幻冬舎のＰＲ誌「星星峡」でエッセイの新連載が始まりました。「探検家の日々ボンボン」という、編集者と打ち合わせの飲み会をしていて、酔った勢いで決まったわけのわからないタイトルです。一応、読書エッセイということで、自分の探検の経験などから、この本はこういう風に読んだということを書いた連載です。一回目は金原ひとみさんの『マザーズ』について書きました。前にこのブログでちょっと触れたことを、ねっちり書きこみました。

大型書店などで入手できます。

また小学館のアウトドア誌「BEPAL」でも７月１０日発売号から新連載が始まります。こちらは「探検家カクハタのエベレストには登らない」というタイトルで、主にアウトドアに絡むことをエッセイにして書いていこうと思っています。

発売されたら、またお知らせします。