ホトケの顔も三度まで

ノンフィクション作家、探検家角幡唯介のブログ

極地キャンプ中止のお知らせ

2018年01月25日 09時07分16秒 | お知らせ
週末に予定されていた嬬恋での極地キャンプは、草津白根山の噴火により中止となりました。
大変残念なことですが、自然あってのイベントなので仕方がないかと思います。

https://www.muji.net/camp/tsunan/blog/2018/01/2018.html

参加を予定されていた皆様にはご迷惑をおかけします。来年以降、チャンスがあれば次はぜひやりましょう。

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『極夜行』関連イベント情報

2018年01月20日 16時29分30秒 | お知らせ
2月9日の新作『極夜行』に関連してトークイベントがいくつか開かれます。

①角幡唯介が語る「僕と愛犬ウヤミリックの極夜の探検」

あらゆるノンフィクション賞を受賞している探検家の角幡唯介さんの、4年にわたる壮大な旅が完結、単行本となって皆さんにお届けする日が来ました。
角幡さんの人生をかけた新しいテーマは、「極夜」でした。極夜とは、冬の極地における太陽の昇らない長い期間のことです。探検家にとって未知の空間を見つけることが困難となったいま、極夜を数カ月旅することは、まだ誰も成し遂げていない“未知”の部分だったのです。
 角幡さんは、そこに行って太陽を見ない数カ月を過ごした時、自分が何を思い、どのように変化するのを経験したかった。シオラパルクという世界最北の小さな村に暮らす人々に助けてもらいながら準備をし、ひとりで数十キロの橇を引いて探検に出ました。相棒となる犬、ウヤミリックを一匹連れて。
 今回のトークショーは、2014年1月に出会ったウヤミリックとの話がテーマです。しつけに苦労しながらも愛情が芽生え、毎年ウヤミリックと旅をしました。深い愛があっても、非常事態では予想もしなかった感情が角幡さんに芽生えました。本作のキーとなる部分です。ウヤミリックとの旅の映像を見ながら“楽しい”お話をしていただける予定です。

申し込み https://peatix.com/event/343034?lang=ja

日時:2月9日(金) 19時~21時 (18時30分会場)
場所:文藝春秋西館地下ホール
入場料:2000円

当日書籍の販売をいたします。

②探検家・角幡唯介さん『極夜行』刊行記念トークイベント 「80日間の暗黒世界で見たもの、感じたこと」

探検家、ノンフィクション作家・角幡唯介さんが2016年12月から80日間、冬の北極圏で一日中太陽が昇らない暗闇の世界「極夜」を旅した様子を克明に記した最新刊『極夜行』(2月9日発売)の刊行記念トークイベントです。
『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』ではチベットの前人未到の秘境を単独で調査し、『雪男は向こうからやってきた』ではヒマラヤで雪男を捜索。
『アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極』では自らの足で北極1600キロを踏破し、初めて海をテーマにした『漂流』ではマグロ漁船に乗船するなど、これまで常に未知の世界に挑んできた角幡さん。
今回の探検では、足掛け4年を準備に費やし、GPSを持たず、一匹の犬を相棒に雪と氷に閉ざされた暗黒世界へ踏み出しました。アクシデントが続き、命の危険も迫る80日間の極夜探検のなかで、角幡さんは何を見て、どんなことを感じていたのでしょうか。
本に書かれなかったエピソードに加えて、これまでの探検との違いとはなにか、探検を終えて1年が経ち自身はどう変容したのか、次の目的地はもう決まっているのかなどなどを伺います。角幡ファン必見の90分!

<日時>
2018年2月10日(土)17:00~18:30(16時30分開場)
<入場料>
1,000円(前売券)
1,200円(当日券)
※当日券は会場にて販売いたします。前売券が完売の場合は、立見席でのご案内が可能です。ただし、立見席も数に限りがございますので事前にご確認ください。

<会場>
DESCENTE SHOP TOKYO BOOKS
※会場にお手洗いはございませんので、ご了承ください。

申し込み http://www.descente.jp/shoptokyo/event96/

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極地キャンプ

2018年01月20日 09時52分26秒 | お知らせ
急な話ですが、次の週末にこのようなイベントがあります。もし興味のある方がいれば。今のところの参加者は8人しかいないようで、密着型のイベントになりそうです。
ちなみにイグルーはこの五年ぐらい作ってないので、上手に作れる自信はありません。

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標高1,300mに位置する真冬のカンパーニャ嬬恋キャンプ場(群馬県嬬恋村)は、関東でも限りなく北極の環境に近い場所でもある。2018年1月下旬の真っ白で切り裂くほどの寒気の中、北極圏を疑似体験するキャンプイベントを今年も開催します。

最低気温が、-20℃になる日もある冬のカンパーニャ嬬恋キャンプ場。
ここはまるで北極圏にいるかのような空気も凍る寒さと深雪の白銀の世界があります。
つまり、北極圏の疑似体験ができるキャンプ場で体感したことがないほどの寒さをいかに楽しむかをテーマにした「極地冒険キャンプ」。
今年は、以前このイベントにお招きした荻田氏とともに2011年、北極史最大の謎と呼ばれる英国フランクリン隊の足跡をたどる冒険に挑んだ、ノンフィクショ作家で探検家の角幡唯介(かくはた ゆうすけ)氏をお迎えします。

角幡氏は、2016年冬から2017年春に掛け、北極圏グリーンランドにある、シオラパルク(北緯77度47分)という、住民が暮らす集落として、世界最北の小さな猟師村から出発した、たった一人、相棒(犬)ウヤミリックとともに、80日間にも及ぶ「一人極夜の旅」(日中でも太陽が沈んだ状態が続く現象)に挑んでいます。

何を求め、この最果ての地から旅を始めたのか?
「私が北の最果てに来たのは、この約200年前のイヌイットの男が見ていたような本物の太陽や本物の月を見たかったからだった。」
引用:文春オンライン「私は太陽を見た」http://bunshun.jp/category/into-the-polar-night

さまざまな冒険に挑む角幡氏は、何を思い、何を感じているのか?
角幡氏が直近に挑んだ「一人極夜の旅」のお話しを中心に、凍てつく厳冬期のカンパーニャ嬬恋キャンプ場で北極圏を体験します。

日中は、バラギ湖にビッシリと張った氷を切り出し、イグルーつくりにチャレンジします。
夜はもちろんギンギンの氷上にテント泊です。イグルーの出来次第では、イグルー泊も可能!

「極地冒険キャンプ 2018」概要
開催日:
2018年1月27日(土)-1月28日(日)
開催時間:
13時~開場(テント設営可能) 14時イベント開催
場所:
無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場 群馬県吾妻郡嬬恋村バラギ高原(キャンプ場までの所要時間)
参加費:
15,000円(消費税込)
※現地にてお支払ください。
参加資格:
どなたでも(極寒氷上でのテント泊になりますので、装備・経験されている方)
参加方法:
インターネット、お電話にてご予約承ります。
※ご予約には事前にユーザー登録が必要です。
インターネット https://www.muji.net/camp/user/
電話(MUJIアウトドアネットワーク)03-5950-3660
(月~金10時-17時、祝祭日除く)
予約開始:
2018年1月5日(金) 10時~
持ち物:
しっかりとした防寒着、極寒雪中キャンプ可能な装備
募集人数:
35名程度
ゲスト:
ノンフィクション作家・探検家 角幡 唯介(かくはた ゆうすけ)氏
1月27日(土)

10時:
イグルーつくり準備(有志募集)
※昼食まかない付
13時:
キャンプ場集合 各自テント設営(バラギ湖氷上に設営)
14時:
角幡氏の北極冒険の話しを聞きながら、イグルーつくり
17時:
各自風呂(近隣の温泉施設を利用)
※ココからは、センターハウス
18時:
夕食 北極メシ&鍋
19時:
角幡氏の映像&トーク
22時:
氷上で「極夜体験」&「天体望遠鏡で心ゆくまで星空観察」
24時:
各自テントにて就寝
1月28日(日)
5時:
朝焼け確認(全員で、寒い~って言う)
※2度寝
7時:
朝食 北極モーニング
8時:
イグルーつくりの続き、氷上アイスフィッシング
※自由に遊びます
12時:
各自撤収して終了

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