花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

彼岸なのに夏秋同居

2023年09月20日 | 学校
先日の名農のグラウンド。遠くに名久井岳が見えています。
面白いのは空模様。青いカンバスに白いラインが引かれています。
確か昨年の今頃もこんな空を見つけて紹介したはずです。
理由は空気が冷えてきたので、飛行機雲がはっきり見えるようになったから。
つまり上空は寒気が入っていて、もう秋なのです。
ここまでは昨年と同じ。でも今年は違います。
なんと名久井岳の左側に、もくもくとした積乱雲が見えます。
もちろん夏の代名詞。朝夕は20℃を下回日も増えてきましたが
日中はまだまだ30℃弱あります。
どうやら秋と夏が同居しているようです。
さて名久井農業高校は来週から今年2度目の考査となります。
そして考査が終わると2年生は職場体験週間で、しばらく学校に来ません。
したがってFLORA HUNTERSの活動も
来週、再来週のほぼ2週間はお休みとなる予定。
今日は彼岸の入りです。
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Jr.を手ぶらで帰すわけにいかない?

2023年09月20日 | 研究
先日の土曜日、Jr.が先輩と組んで出場したSDGs系のオンライン発表会。
昼12時のリハーサルから始まって、全部終わったのは18時。
なんと予定時間を30分もオーバーする耐久レースでした。
17時30分に終わると案内していたので、
保護者の皆さんはもう自動車で迎えに来ています。
そんなことで審査結果の発表が始まりましたが
どうも時間ばかり気になって落ち着きません。
さて決勝に残った10チーム中、賞をもらえるのは3チームだけ。
長い間待たされ、さらに手ぶらで帰ることになったら
Jr.のモチベーションは下がってしまいます。でも初陣、しかたありません。
すると突然、名農の名前がコールされました。
なんと2位に当たる優秀賞を受賞したのです。
まさかの結果にびっくりしているJr.たち。
でも保護者が待っているので喜んでいる時間はありません。
そこで後日、賞状でも届いたらお祝いすることにして
写真を撮影したらすぐに解散となりました。
手に持っているのはハロウィンのお菓子。
もし手ぶらで帰ることになったらかわいそうだと思い
準備していたものです。どうやらトロフィーがわりになったようです。
頑張ったJr.、サポートした先輩、皆さんお疲れ様でした。
ミッション完了です。
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緊急招集

2023年09月19日 | 研究
2023年のフローラハンターズは全部で7名。
ナガイモ栽培をしている男子以外はすべて実験が終わったと紹介していますが
実はもうひとり、今から実験を行う男子メンバーがいます。
彼の今年の実験は一応終わったのですが、まとめるにはデータが不十分。
すっきりしません。しかし同じ研究は、寒くなるので来年まで実験できません。
とはいっても冬にはFFJ検定があるため、レポートを作る必要があります。
そんな絶体絶命の彼のために、緊急招集された植物が届きました。
名前はモリンガ、ワサビノキといいます。
亜熱帯で栽培されている樹木で、スーパーフードとして
サプリにもなるので、知っている人もいるかと思います。
でもサプリを作ろうというわけではありません。
近づく秋、南国生まれの植物を使った実験は1回しかできません。
絶対に失敗できない実験。
綿密な準備のもと、まもなく実験が開始されます。
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トリセツ

2023年09月19日 | 研究
葉も根も食べられ、さらに種子からはオイルが取れるなど
残すところなく活用できる樹木「モリンガ」。
そんなスーパー樹木で実験する男子メンバーが
C02測定ロガーの準備をしています。
しかしこの装置は初めて使うため、時間の設定や校正などが必要です
どんな機器にも取扱説明書がついてきますが、わかりにくいもの。
家電製品なら説明書を見ずに、自分の勘で組み立てられますが
精密機器の測定装置だと、そうは行きません。
彼も最初は説明書を読みながら頭を傾げていましたが、
5分もすると理解したようで、どんどん設定していきます。
この説明書には必要なポイントが端的に書かれていて、
さらに図がたくさんついているので理解しやすいとのこと。
使用者の拒否反応を和らげる優しく分かりやすい説明書は大切な製品の一部。
良い機器に当たったようです。設定の最後は記録データ形式。
測定が終わったらパソコンに繋いでデータを回収するので
エクセルを選択し、最終的に15分ぐらいで無事完了しました。
まず最初の測定は、本日朝から夕方まで。
朝8時前にはいつも学校に来ているという彼。
おそらく8時すぎには装置が記録し始めているはずです。
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ダメ出し

2023年09月18日 | 研究
日本土壌肥料学会のオンラインポスター発表会に
4チームに分かれて出場中のFLORA。
その中の1チームが1年生のJr.と2年生の男女。
そうです、土曜日に開催されたSDGsのコンクールに出場した5名です。
オンラインの学会では掲示したポスターに学会員から質問が届くのですが
いつもは課題研究の中で2年生が返信していました。
ところがこの日はコンクールに出場するため、Jr.も集まり勢揃い。
そこでこんな質問のやりとりをしていたと紹介のためにサイトを開くとびっくり。
なんとまた質問が来ているではありませんか。
でも内容はそんなに難しくなく、Jr.にも返信できそう。
そこでJr.が相談しながら返答を作成しました。
しかし送信して良いかどうかは、2年生がチェックしてから。
ところが先輩は厳しい。一字一句チェックしてはダメ出しです。
でも何度か繰り返しやっと合格。オンライン学会は本日終了。
このように学会最後と思われる返答は、メンバー全員で作りました。
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