SDGs漫談

日本出国まであと１週間と迫ったフローラハンターズ。
お盆も過ぎ、また練習が再開されました。
とはいってもお盆明けの3日間は、朝から夕方まで暑い太陽の下で
刈り払い機と締め固めという土木の実技講習に挑戦しています。
きっと疲れていると思うのですが、それでも夕方4時30分頃に元気に現れました。
しかしちょっと心配なことがあります。
それがお盆で羽目をはずし、今まで練習してきたスピーチを
すっかり忘れてしまったのではないかという疑惑。
天真爛漫な彼女たちなら、ありえない話ではありません。
約束はお盆中に完全に暗記してくること。
したがって今回は原稿は見ないでスピーチしてもらいました。
それも練習場所はいつもの校長室ではなく職員室。
あいにくこの日は勉強会のため、ごく少数の先生方しかいませんでしたが
いつもと違う風景、いつもと違う人の前での発表は緊張するはず。
応援しかできないこちらとしては、あの手この手でハードルを設けています。
さていざ国際漫談の開始。すると想像以上にスラスラと話しています。
どうやら約束どおり、スピーチを自分のものにしてきたようです。
でもそのおかげでちょっと早口。これからは間の取り方や強調するところ、
さらにポスターの指すところなどを再調整していくことになりそうです。
すると彼女たちから突然の提案。ポスターをさす時、
フローラの財産であるハリーポッターの杖を使いたいというのです。
理由はさしやすいから。意見をどんどん出してくるのは
発表を自分のものと自覚し、成果をあげたいという心の表れです。
フローラの歴代先輩の力を借りたいのか、ハリーポッターの魔法にすがりたいのか
わかりませんが、先輩が集めた魔法の杖が役に立つのなら、喜んで要望をききましょう。