植物に魔法をかける

ブラシノステロイドとは生長に関係する植物ホルモンです。
右側の苗は薬品でブラシノステロイドが生成されるのを邪魔されています。
するといろいろ面白い現象があらわれてきます。
なかでも光を感じやすくなる現象は農業にとってとても魅力的です。
お隣三農の生物工学研究室では、この現象を利用して室内で花を観賞できるように
する研究に取り組み、全国学芸科学コンクール自然科学部門で１位を受賞しています。
薄暗い室内でも花を鑑賞できるのは何気ないように見えますがとても難しいことなのです。
わが名農のチーム・フローラフォトニクスの３年生も
この現象を草花の開花調整に利用しようと研究しています。
夜の長さを感じ花芽をつける草花の日長反応を逆手にとり
開花を制御しようというもので今年で２年目となりました。
昨年の予備試験の結果を発表したところ日本進化学会で優秀賞を受賞しました！
今年は３年生にとって最後の年。
さらに新しい植物に魔法をかけようとチャレンジしています。