花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

悲しいとき

2022年08月16日 | 研究
8月16日、17日に東京で開催されるボランテァの全国大会。
自分たちの発表ブースにさだまさしさんはじめ、たくさんの芸能人や
海外ボランティアなどの専門家が来てくれ、いろいろお話できるので大人気です。
フローラはかつて3度出場し、昨年はお笑いのテツ&トモさんから賞をいただいています。
しかし残念ながら昨年はコロナでオンライン大会。実際に会えなかったので
今年こそはと沖縄での赤土流出抑制活動をメインにエントリーしていました。
地区予選の結果が発表になったのは7月上旬。なんと全国大会出場決定です。
みんな狙っていたので大喜びしたかったのですが、問題が発生したのです。
それがコロナの第7波。参加はできますが、三和土チームの半数は
大会1週間後に開催される農業クラブ東北大会に青森県代表として出場しなければなりません。
さらに水研究チームも自分の活動を紹介でき、2日間に渡って質疑のやりとりができる
絶好のチャンスでしたが、こちらも同じく1週間後にはスウェーデンに渡航。
もしコロナに感染してしまったら、今までの努力がふいになり多方面にご迷惑がかかります。
そんな理由からフローラハンターズは、合議のうえ、泣く泣く出場辞退を決意しました。
国際開会出場といっても実際にストックホルムに行けるのは二人だけ。
今までサポートしてくれたメンバーはいけません。そんな彼らにも
忘れられない夏を作ってもらおうと挑み、せっかく実力で出場権を得たというのに
なんということでしょう。宝くじの当たり券を自ら破くとはあまりにも悲しい話です。
他の青森県チームは嬉しいことにみなさん選ばれ、出場する予定。
行動制限のない夏に自主規制。自ら決断したとはいえ、申し訳なく思います。
今年はコンクールなどへの応募を大幅に減らす予定のフローラ。
果たして今後、再びこんな遠征ができるかわかりません。
しかし女神フローラが微笑んでくれることがあったら再チャレンジしたいと思います。
さてそんなボランティアの全国大会は今日から2日に渡って東京で開催されます。
きっとなぜ名農は来ないんだと他の青森の仲間は話していることでしょう。

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