花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

もったいない

2020年08月01日 | 環境システム科
環境システム科の学校設定科目「起業チャレンジ」が行われている
通称チャレンジハウスというガラス温室。
3年生が3社に分かれ、水耕野菜の生産販売を競いながら学習する科目ですが
夏休みとなり、彼らの姿を見ることはできません。
先日、ちょっとのぞいて見ました。
すると何といろいろな野菜が大きく育っているではありませんか。
収穫のタイミングが合わなかったのかもしれませんが、
レタスはもう十分販売できる大きさです。
もしかしたらこのまま夏休み明けまで放置する気なのでしょうか。
野菜不足で高値となっていまる世の中を考えると、まさに「もったいない」。
そこで心配して生徒に尋ねてみると週2回販売を計画しているとのこと。
ちゃんと考えているんですね。たいへん失礼しました。
さて今月4日は名久井農業高校の体験入学。
まもなく、たくさんの中学生や保護者がやってきます。
これは絶好の販売チャンス。
誰かこれに気がついてほしいものです。
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季節到来

2020年08月01日 | 園芸科学科
フルーツの里「南部町」。
8月に入って登場してきたのは早生の「モモ」。
サクランボ、ウメに続くフルーツシリーズ第3弾です。
サクランボはご存知の通り、赤い宝石といわれるようにお高い果物。
しかしモモだって都会の果物屋さんでは
1個1000円以上もするため高級フルーツに分類されます。
したがってモモをふんだんに使ったパフェは2000円ぐらいもします。
でも美味しいので、モモは皆さんに大人気です。
しかし名農のモモは高級フルーツではありません。
目を疑うほどリーズナブルな値段設定なのです。
理由は名農のある南部町は青森県一のモモの産地。
だからリンゴのように高級を意識せずに食べることができるのです。
面白いのは産地の皆さんが食べるモモ。
なんとかたい状態で食べる人が多いのです。
おそらく都会の店頭に並ぶまでに時間がかかるので
ちょっとかたい状態で収穫するからだと思われます。
しかしかたいモモはまた美味しいものです。
ぜひ産地に来て食べてみてください。
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変化の予感 ?

2020年08月01日 | 研究
今年はコロナの関係でゴールデンウィーク明けから研究に取り組み始めたJr.たち。
女子たちは先輩が実験に使った材料の残りで新たな研究に取り組んでいます。
しかし進めていくとやはり冷蔵庫の中の余った食材で
料理を作るようなもので、なかなか面白い研究とはいきません。
それでも1週間に1回集まってはきちんと調査をしています。
そんな彼女たちは環境システム科の1年生。
したがって夏休みですが、小型車両系建設機械やフォークリフトなど
工業系の講習会に積極的に参加しています。
先日、やっと1週間の講習を終えて、また元気に実験室に戻ってきました。
さて、かつてフローラは園芸科学科の草花班だったため
構成メンバーはほとんどが女子。
したがって、とにかく明るく元気で行動力のある研究班でした。
しかし環境システム科に移籍し、メンバーがほとんど男子になると
真面目で大人しいチームになっていきました。
園芸科学科は今年から募集停止。その関係で園芸科学科の草花分野は
同じ施設を扱う環境システム科に移行されることになりました。
それが理由かどうかわかりませんが、
今春、環境システム科には今までになく8名の女子が入りました。
きっと研究活動も女子が入ることで元気になっていく予感がします。
もしかしたら園芸科学科の草花班をルーツにもつ
TEAM FLORA PHOTONICS が再結成されるかもしれません。
さて今日から8月。彼女たちの研究活動も折り返し地点をむかえます。
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