花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

露地のクリスマスローズ

2015年02月25日 | 学校
こちらは露地植えのクリスマスローズ。
雪がとけ赤い芽が顔を出してきました。
クリスマスローズの原産地はヨーロッパから西アジア。
温室で育てると2月には満開となりますが
本来は雪がとけた早春の林の中で咲く花です。
したがって露地植えしておくと
青森県では4月下旬頃から咲き始めます。
このようにクリスマスとはまったく関係のない時期に
開花しますが、何の手入れをしなくても
毎年咲いてくれるので横着者には最高です。
さらに露地植えではどんどん株が大きくなり
すごい数の花をつけるようになるのも魅力です。
気をつけるところはひとつだけ。
できれば落葉樹の下に植えることです。
暑さが苦手なので夏は木陰となり
春先には葉のない枝の間から太陽が射し込む。
こんな場所だったらまったく問題ありません。
挑戦してみてください!



コメント

我慢できない!!

2015年02月25日 | 園芸科学科
第2農場の草花温室です。
なんだか面白そうな花が咲きそうです。
隣の葉の形から考えると
どうやらチューリップのようです。
トルコが原産地といわれるチューリップですが
近年、チューリップはいろいろな品種が作られています。
また珍しいチューリップの原種も
簡単に手に入るようになりました。
おそらくこのチューリップも草丈が短いので
そんな特徴のあるちょっと変わった品種ではないでしょうか。
花の育種にも取り組んだ経験のあるチーム。
しかしチューリップには手を出しませんでした。
チューリップは簡単に種子が出来ます。
咲き終わった花のあとが膨らんでくるのですぐわかります。
これを播けば花が咲きますが、咲くまでには
約5年もかかるといわれています。
これではちょっと時間がかかり我慢できません!
産地である富山県の高校生は挑戦していると思いますが
チームにとってはクリスマスローズの3年が限界でした。
でもチューリップの種子を蒔くと親とは異なる花が咲きます。
つまり「世界でひとつだけの花」。
ご自宅で楽しんではいかがでしょうか?

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