花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

縁起の良い「落ちない花」

2015年02月12日 | 研究
これはチームが育てているクリスマスローズ。
赤紫が多いチームのコレクションにしては珍しい白花です。
自家受粉させて、ぜひ今年は種子をとりたいと思います。
さて2月になると盛んにクリスマスローズの名を耳にするようになります!
確かに一般にクリスマスローズと思われている
オリエンタリス種の開花期ではあるのですが、理由は他にあります。
この時期、キットカットとかカールなどのお菓子が
きっと勝つ、ウカールなど縁起の良いお菓子としていつも注目されますが
このクリスマスローズも受験生にとって縁起の良い花だからです。
なぜならこの白い花びらはいつまでたっても散らないのです。
散らない花、落ちない花は合格につながるからです。
それではなぜクリスマスローズの花は散らないのでしょうか。
実は花のようにみえる部分が「ガク片」だからです。
東京では受験生に売れているようなので
ぜひ株を増やし「SHOP FLORA PHOTONICS」の商品として
受験生に提供したいものです。
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忌み言葉

2015年02月12日 | 園芸科学科
第2農場の草花温室。
サイネリアがそろそろ開花し始めています。
これらは名農の卒業式を飾る花たち。
先生方の緻密な管理によって順調に育っているようです。
さてこのサイネリア、英語だと Cineraria と書きます!
みなさんはどのように読みますか。
この花の本来の名前はシネラリア。
スペルを見れば納得すると思います。
ところが「死ねラリア」に聞こえるので縁起が悪いと
日本では「サイネリア」という読び方にしています。
このような忌み言葉になった植物はまだあります。
チームの水質浄化研究でもでてきた「葦」です。
湿地に生えるススキのようなイネ科植物で「アシ」と読みます。
しかしこちらも「悪し」に聞こえることから
「良し」つまり「ヨシ」というふうに読み替えています。
このところ省エネで再注目されているヨシズも
こんな理由から名付けられたものです。
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